20240424

kyri
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やっぱりもっと日記を書きたいと思うものの毎日夜は眠くなってしまうのだった。今週は月曜日から新入社員の人の歓迎会があり、そこで会社員生活で久しぶりに幹事をしなくてはならなかったこともあって気を張っており、それが終わってしまったら一気に気が抜けてしまった。だけど、おかげでお金はぴったり合ったし誰も遅刻しなかったし羽目も外さなかったし、何より新入社員の人が楽しそうにしてくれていたからそれで良い。いや、彼が本当に楽しかったかどうかは彼にしかわからないことだけど。だけど少し話す機会があって、なぜかアニメのジョジョ第2部をおすすめされた。私、ジョジョわからないんだよね……でも機会があったら勉強します。ちなみに私はコナンのゼロの執行人を10回観に行ったと行ったら引かれました。


引き続き、頭の中はコナンで盛り上がっている。とはいえ、私がこれからイベントに出ようとしているジャンルはコナンではない。でも面白かったんだもん、しょうがないじゃん〜。ということで自分が8年前に書いてpixivに残しておいたコ哀の小説を読んで今萌えるなどをする。8年前の私、ありがとう。8年経ってもここに需要がある。せっかくなのでこの2024年に1x年ぶりにコナンBL二次創作も書こうかなと思っているのだけど、とはいえ、私がこれからイベントに出ようとしているジャンルはコナンではないのである。大事なことなので何度でも言います。やることをやってほしい。

今日は仕事を早上がりして本屋に行き、帰りにスタバで休憩したのだけど(スタバもイスラエルのことがあるから数ヶ月ひとりボイコットを実施していたのだけど今日は和三蜜ほうじ茶ラテの誘惑についに負けた)そこで何の気なしに自分のpixivを読み返し、いや、昔の私、文章がめちゃくちゃうまいなと思うなどした。R18描写にも並々ならぬ気合いが入っていて、いや、こんな官能的な小説を……私が……? と驚いてしまう。しかし萌える。私はもともとR18小説はあまり読まないし今となってはあまり書きもしないのだけど(嫌いというわけでもないけれどR18だからという理由で小説を読んだりすることはない)自分が書いたものなら読める。そういえば前のジャンルで書いていたとき、私のR18について「あまりにリアルだったので(私のことを)男性作家かと思った」とメッセージをいただいたことがありめちゃくちゃ嬉しかった。リアルな描写=男性作家というイメージもそれはそれで議論の余地はありそうだけど少なくとも私はとても嬉しかった。その節はありがとうございました。

自分の神は自分である。私の神は私の中にこそ存在している。

私は書いたそばから全てを忘れていくタイプの人間なので、自分が書いた小説のことも、ジャンルが変わってしまえばなおさら意識の俎上に上がることはほぼないのだけど、久しぶりに読み返してみて、ああ、やっぱり、好きだったんだねえこのカプが……としみじみする。今のジャンルとはまたちょっと違ったアプローチで恋愛を書いていて、私はつくづく同じ味のラーメンしか作れないのだと思っていたけれど鶏ガラ醤油か豚骨醤油かくらいの違いは持たせられるようだった。

文章を書き続けることについて、故郷の町に帰ってきてから半年経った頃に、友達から「自分の才能を維持するために、あなたはもっと苦しむべきだ」と言われたことがある。大阪に住んでいた頃、私は今よりたくさん文章を書いていた。たくさん読んで、たくさん書いていたと思う。だからその頃の文章を読み返すとやっぱり花開いているなと思うし、私は私の命を燃やしていたのだなあと素直に感じ入る。その代わり、すごく大変だった。生きることそのものが、すごくすごく、大変だった。私は今よりずっと痩せていたし、憂鬱だったし、不安定だったし、たくさん人に迷惑をかけた。

その頃と今を比べては、二次創作ひとつ、日記ひとつ取っても毎日書いているわけじゃないし、やっぱり今の方が楽をしていると思う。苦しんでいるかと言われたら、別に苦しんではいないと思う。けれど、たまにこうして昔の日記であれ、エッセイであれ、小説であれ、を読み返して、私、すごくいいものを書くじゃん、と思うことは、それに比べて今は、と打ちひしがれる方向にもいくけれど、昔だってこんなにいいものを書いたのだから、それならもっと上手くなる余地はあるだろうという希望の方向にもいくと思う。まあ、それにしたって上手くなるためには書き続けることが大切なんですが。そんなことはわかっているけど、でも必要以上に悲観もしていないということです。何より、今はどうか知らないけど昔はこんなにいいものを、自分の目で見ていいものを、こうしてたくさん残してきたんだということは単純に、それは自信につながります。今書いてるものだって、数年経てば、その数年後の私に「昔の私、めちゃくちゃいいものを書いてるじゃん……」と思われているかもしれないし。

何はともあれ、全ては、人生を豊かにするためにあるよね。

@kyri
週末日記