20231229

kyri
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公開:2023/12/29

口角炎ができた。ショック。

ビリー・ジョエルのフィルムコンサートとても良かった。pianomanしかちゃんと知らないで、他の曲を聴いてもピンとくるようなこないような、みたいな感じだったけれど、やっぱりコンサート音源は良い。これはいつものことなんだけど、途中で片耳がビリビリしてくるのだけちょっとしんどい。ビリーのピアノ、あれを140分続けられるのは本当にすごい。すごいとしか言いようがない。ピアノを習っていたからわかる、あれはすごい。指攣らないのかな。だけどあれだけ自在に指が動いたら楽しいだろうなあ。私はそこまでの境地に至らなかったからショパン1曲弾くだけで指も腕も限界を迎えていたけれど。そうそう、ビリーの歌唱やパフォーマンスも素晴らしかったのだけど、バックバンドの中にコーラスからパーカッション、サックスにギター、そしてハーモニカという、まじでなんでもこなしてしまうスーパーな女性クリスタルさんという方がいて、私はその方に目が釘付けになっていたのだった。彼女のパフォーマンスはビリーと同等くらいに輝いていた。何よりとても楽しそうに演奏しているのが良かった。あの方、他の人のステージなんかでも引っ張りだこなんだろうなあ。彼女が主役のステージがあるならちょっと観たい。

それから、途中で「すべての躁うつ病の人に捧ぐ」というMC付きで、Summer, Highland Fallsという曲が演奏された。あまりメジャーな曲ではないみたい。ビリー本人がそんなこと言ってたような気がする。

かくいう私も躁うつ病、らしい。8年前に体調を崩した時に診断された。今でも薬を飲んでいるけれど、私自身はあまり信じていない。これまでも数回体調を崩しているけれど、それでもあまり信じていない。ウィキで調べたらビリーはうつ病を患っていたとのことだった。だけどそれで親近感が湧いたりはあんまりしないんだよな。だって信じていないから。薬を飲んでいるから感情の波が少なくなっているのかもしれないし、昔の私は確かに感情の起伏が大きかったけれど、だけど、わからないこと。わからないし信用しないままでこれからも生きていくんだろうなと思う。でも怖いから、薬は飲むけど。

ネトフリ映画の『マエストロ その音楽と愛と』という映画が少し気になっている。私はネトフリに加入していないので、ネトフリ映画は映画館で上映される時にしか観に行かないのだけど、これは最近急に気になってきた。でもブラッドリー・クーパーが監督してるとのこと。昔クリント・イーストウッドについて彼の女性の描き方についてなかなかアップデートされないよねという記事をnoteに書いて、これがちょっとtwitterで広まったことがあるのだけど、そのとき「でもイーストウッドが引退したところで後継者は出てきそう。ブラッドリー・クーパーとか(意訳)」とツイートしてた人がいて、えっブラッドリー・クーパーってそうなん? 『アメリカン・スナイパー』の印象しかないけど。なにせ『アリー スター誕生』も実は観ていないので…いや観ればいいんだけどな。でも『アメリカン・スナイパー』であんな風に撮ってもらったらイーストウッドの後を追おうとしてもしょうがないかもしれないな、なんて思う。イーストウッドの映画は昔とても好きで、アメリカン・スナイパーも私は好きだった。今観たら感想は違うのかもしれないけど。でも公開当時はすごく好きで、泣いちゃったんだけどな。今のイーストウッドは私には古くなってしまったので『リチャード・ジュエル』以来追いかけるのをやめてしまった。今回の『マエストロ』だけど、彼の指揮と音楽は確かに気になっているのだけど、でもキャリー・マリガンが彼の奔放さに苦悩するだけの映画なんだったらわざわざお金払って観に行かなくてもいいかなあ。誰か観た人いない?

明日は『アメリ』を観に行って、それで2023年の映画はおしまい。『アメリ』も実は観たことない。私、映画は好きだけどちょっと昔の映画とかほとんど観たことないんだな。リバイバル上映してくれる地元のミニシアターに感謝。地元にはミニシアターが二つしかなくて、そのうち行ける距離にあるのは一つだけなんですが、スクリーンがひとつしかない小さな映画館だけど、小さな映画館なりに頑張っている。次は年明け早々に大映映画祭があるので、『羅生門』は観にいこうかなと思っている。もちろん『羅生門』も観たことありません。全然だめです。大阪にいた頃はそれでも頑張ってシネリーブル梅田とかテアトル梅田とかシネマート心斎橋とか通ってて、シネマート心斎橋の支配人ヨーコさんとは仲良くもさせていただいてたんだけど。でも地元に帰ってきてからは映画館が物理的に遠いということもあり、なかなか行けていないです。だけど映画が好きなことには変わりないので、これからも、自分のペースで映画を観ていきたいとは思ってます。

どんどん文体が崩れていって、私そういうところだよなと思う。ちゃんとした文章書こうと思ったらちょっと間隔を空けないとだめなんです。ここはnoteじゃないのでなおさら何にも気を使わずに書いているのかもしれない。あとは一子さんの『かなわない』の文体に引っ張られているのもあると思う。人の日記の文体にまで引っ張られてしまうとは私も本当に流されやすいものです。一子さんの本は結構読み進んだけど、でもやっぱり辛い。でも、日記の文体はどんどん崩れていきますが、二次創作は少しずつ書いています。これはあんまり文体が変わらないのが不思議。とはいえ私の書く文章は日記だろうと小説だろうと9.5割は勢いで推敲が死ぬほど苦手なので、文体のブラッシュアップとか、この先もないんだろうなと思う。何度も推敲する人、できる人、本当に尊敬する。それでは二次創作に戻ります。

@kyri
週末日記