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20260904

kyri
·
公開:2026/9/4

ブローガスト月間が終わった途端に週末日記に逆戻りしてしまった。今週は仕事がしんどくて、めちゃくちゃ忙しいというわけではなかったけれど自分にとってすごく苦手なことばかりをしなければならない日が続いて本当にしんどかった。感情の振れ幅を大きく取るとすぐ「死ぬしかない!!!」みたいな思考になってしまうので、なるべく心が動かないようにそーっとそーっと生活していた。疲れると本当に喋る気力も無くしてしまうので、週の前半はすごく静かな人になっていた。疲れていても普通におしゃべりができる人は本当にすごいと思う。私は疲れたり怒ったりすると本当にだめで、黙り込んであらゆることに心を閉ざしてしまう。もういい歳なのだからこれではいかんと思うけれども生まれてからずっとこうやって心を守って生きてきたので今更どうしていいのかもよくわからない……幸いなことに水曜日くらいからだんだん持ち直してきて、仕事は片付いたわけではないのだけどまあ来週また頑張ろうという程度には回復している。来週もしんどい気持ちは続くかもしれないけど、またそーっとそーっと生きていこう。

そーっとそーっと生きてはいたけれど、外からいろんな報せが飛び込んできたりして、よし、私も頑張ろうと思った平日でもあった。とりあえずまた公募に出すことを目標に頑張ろう。この日記でももう何回も何回も書いてるけど、今となってはプロの作家を目指しているわけでもなく、私は私で気ままにやるわって思ってても、かつて10年前に一緒に映画を観に行ったりした人がこのたび文学賞を取っていたりするとやっぱり、悔しい!!!! って気持ちになる。心からおめでとうっていう気持ちと、悔しい!!!! って気持ちは両立する。あの人には一途に小説に向き合い続けた10年があって、じゃあ私の10年はどうだったかなあって思うと、やっぱりすごくすごく遠回りをしてしまったなっていう実感があって、それもまた悔しいと思う。いろんなトラブルを経たし、心身の具合も悪かったし、一途に小説を、とまではできなかった。私はこの10年でいろんなことが断絶していて、だから、断絶していなかったとしたらどうだっただろうってどうしても考えてしまう。トラブルも体調不良もできればない方が良かった。起こらなくて済むなら起こらずにいてほしかった。

だけど、断絶したからこそ、遠回りしたからこそ見えた景色とか、見つけた友達とか、そういうものも確かにあって、今はただただ、この景色や新しくできた友達を大事にしていきたいって思ってもいる。人生に無駄なことは一つもないって言い切れたらかっこいいけど残念ながら私はそこまでは言えない、だけど迂回の果てに見つけたものも確かにある。それを思うと、何が私にとっての最善で、最良の選択肢だったのかがちょっとよくわからない。私はこの10年をすごく悔いが残るものだって思ってるけど、だけどそう思ってしまったらそこで出会った景色や友達に失礼だ。だから、結局のところは、迂回した、遠回りしたってことを受け入れて、これからの10年を、なるべくまっすぐ歩けるように生きていくしかないんだろうなってこと。今日この日が10年前になる日も必ず来るのだし、だったら、今から歩む道のことを考えた方が建設的だ。多分だけど、まだしばらく人生は続くのだろうし。

だから、また小説を書こうかなって思う。多分、この日記にも書いてると思うんだけど(私は同じことを何回も何回も喋る人間である)次に書こうと思っているのは私が10年前に書いていた男子高校生の創作BLの20年後の、彼らの娘世代の物語なので、それを心に秘めているときに、10年前に一緒に遊んだ人の受賞の報せが入ってくるというのは不思議な縁を感じる。この報せじゃなくても、最近は10年前のことを思い出さざるを得ない出来事がいくつもあった。その全部を含めて、不思議な縁だ。だけど、結局10年前の物語に戻るのかよっていう気持ちじゃなくて、私が生きてさえいれば、大好きだった物語にいくらでも続きが書けるんだってことで、それが嬉しい気持ちの方が強い。悔いの多い10年だったけど、それでも10年生きたから、こうして続きを書ける物語がある。だから、私は私で頑張ろう。幸せになるために書くんだよ。

@kyri
週末日記