8月に受けた社内試験の一次、受かりました! いや〜ほっとした。正直受かるも落ちるも五分五分だと思っていて、でもこれで落ちたら来年また同じことをしなきゃいけないのか嫌すぎると思っていたからひとまず受かって本当によかった。次は来月に論文の二次試験があります。論文……要は「今の業務でもっとより良くできるところを挙げなさい」的な問題なのだけど、如何せん私は毎日漫然と仕事をしていて向上心もあまりないので何を書けばいいのかまださっぱりわかっていない。だけど上司が優しさを発揮して「とりあえず練習で書いてみて、部長に添削してもらおう!」と言い出したので否が応でも頑張らなくちゃいけなくなった。上司もある意味部下を受からせるのが仕事みたいなところもあるんだろうな。それにしてもこの社内試験、本当であれば大卒であれば20代の後半くらいで受験資格が回ってくるはずなのだけど、私は入社2年目で派手に体調を崩して半年休職してしまい、それで他の人よりかなりの周回遅れになってしまったのだった。だから30代も半ばになってこの試験を受けるということ自体なんか恥ずかしいなー…と思ったりもするのだけど(しかも一回落ちているからなおさらである)でも休職する前の自分にはどうやったって戻れないのだし、もう腹を括って自分のペースで生きていくしかないんである。人と比べたってしょうがないというのは、大人になってからだんだん、少しずつわかってくる。歩んできた人生全てが違うのだから、比べることに意味はない。いや、たまには比べてみて、相対的な自分の立ち位置を確認することも大事なことかとは思うけれど。とにかく、今は来月の二次試験に向けてもう一回気合いを入れるしかない。全部に受かればお給料も上がるしな〜でも昇格したくはない。
二次創作であれ一次創作であれ何かを書く気力はあんまり足りてないのだけど、書きたいものは渋滞しているようなそんな毎日を送っている。今のジャンルの二次創作も書きたくないことはない。でも、今なんとなく頭にあるのはとあるゲームの二次創作だ。私は2020年に二次創作に再トライし始めたのだけど、その最初に書いたのは25年前に発売されたこのプレステのゲームで、これがまた今となってはすごくアクセスが悪い。というのも、今は絶版になっていて(多分)(というか初代プレステのゲームってほとんど絶版じゃないのか?)中古品の値段がとんでもないことになっているのだ。Amazonで10万円、メルカリで3万円弱。じゅうまんえん?! 目を疑ってしまう。そして仮に、仮に大金を叩いてソフトを買ったとしてもPSがないとプレイできない。今のPS5とかって初代PSソフトの互換性あるのかな? わからないけど……。だけど、そんな難儀なソフトであるにも関わらずコアなファンはしぶとく生き続けているというか、私がその一人なのだけど、その人たちが二次創作の火を絶やさないでいてくれている。
そしてここで面白いのが、このゲームで私のカプを書いてる人間がpixivには私しかいないという事実なんである。ナンバーワンがオンリーワン。こんなことって本当にあるんだな。私はもともとかなりのメジャー志向で規模の大きいジャンルにハマり、その中でもやっぱり規模の大きいカプにハマることの方が多いのだけどこのゲームについてはまさかのオンリーワンである。そもそも、知る人ぞ知るみたいなゲームで総体としての知名度は低い上にオンリーワンカプでやってるともう本当にアクセスが悪い。悪過ぎて1年に1回ブクマを貰えばいい方みたいなそんなレベルである。私の書いてる小説が面白くないというのもあるかもしれませんね! でも正直そんなことは全然気にしていなくて、私は今でも私の二次創作で一番の傑作はこのゲームの作品だと思っている。トータル7万字超えの長編で完結に1年以上かけたけど書いてる間はすごく楽しくて、3年経った今でも「よく頑張ったな」「出し切ったな」という想いばかりが湧いてくるのだ。
そしてこのゲーム、神ゲーとの噂を聞きつけて定期的に実況動画をやり始める人が登場する。今となっては自分でプレイすることが難しすぎるので、実況動画を上げてくれる人は本当にありがたいと思う。(それにしても、実況動画を上げる人たちはやっぱり大金叩いてソフトを購入してるんだろうか?)そして最近も有名? な実況者の人がこのゲームをプレイしてくれてついこの間完結したらしい。twitterで調べてわかった。で、ここまでで何が言いたいのかというと、その実況者さんのおかげでたま〜に二次創作界隈が盛り上がることがあり、私の二次創作にもぽつぽつとリアクションが来たのだ。これが正直めちゃくちゃ嬉しかった。このゲームのことを知ってもらえて、かつ私の二次創作にまで辿り着いてくれた人がいるという事実に震えた。実況者の人はすごい。感謝してもし切れない。そんなわけで、今のジャンルで書きたいものもあるというのに頭の中は3年ぶりにこのゲームに引っ張られている。正直3年前で全部出し切った感はあるしそもそも書く気力は足りないので結局何も書けなかったという結末になることの方が想像に難くないのだけど、頭の中がぐるぐると動いている状態は楽しいな〜と思うのだった。私はオンリーワンカプで再び頑張るのだろうか。それもそれで楽しい同人。