20231231

kyri
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今日は雨。昨日まで数日間晴れの日が続いていてとても嬉しかったのだけど、雨の今日を見て、やっぱりうちの地元は雨と曇りの町だよなと再確認したのでした。うちの地元の人は曇ってる日でも「晴れてる」って言うんですけど(雨が降ってなかったら全部晴れに含まれる)それくらいに本当は晴れの日が少ない。ちなみに明日も雨か雪だそうで、初日の出は見れないですね。

今年を振り返るのは年末のまとめ日記でもうあらかた書いてしまって今更書くことも残ってないのだけど、やっぱり二次創作を頑張ったのが今年のハイライトです。2022年もそれなりに二次創作はやってたのだけど、お友達を作るということをしなかったので、今年出会えた人は本当に、何年振りかもわからない二次創作で出来たお友達です。お友達と言っていいのかな、私は一方的にお友達だと思ってます。あとビッグサイトのイベントに初参加したのもいい思い出になった。インテのイベントには何回か行ったことあったのだけどそれももうだいぶ昔のことで、あんなに広い場所でのイベントって本当に久しぶりだった。高校時代の先輩の家に泊まらせてもらって、5時起きの7時着でビッグサイト入りしたのもなんかテンション高くて良かった。イベントへのテンションが高い。私が「えっでも7時より前に並ぶなって赤ブーのサイトに書いてあったよ!」と言えば先輩と同期はしれっと「じゃあ7時着で並べばいいんだね」と言い、あっイベントに参加するってこういうことなんですね……恐れ入りました……。でもおかげでほしい本ぜんぶ買えた。そりゃ三人がかりで向かったら大体網羅できそうな気もする。会いたい人にも会うことができて本当によかった。普段会社の人と美容師の従妹にしか会わない生活なのであのイベントの日だけで一年分人に会った気がする。それにしてもこっちから好意を伝えに行かなきゃいけないのに会う人皆さんからそれ以上のご好意を返していただいて、家に帰ってきてから本当に反省しました。緊張で語彙が全部吹っ飛んでいた。いや本当、人と話すのに向いてない人間ですみません。

二次創作も今年は1、2作書いてすっぱりやめようと思っていたのだけど、実際やめてたんだけど、嬉しいご感想をいただいて、まさか感想をもらえるとも思ってなかったから、それなら少し続けてみようかな、と思って本腰入れて書き始めたんでした。私は昔からそういうタイプで、自分の熱に浮かされて書く! というよりは、待っててくれる人がいるなら、とか、楽しんでくれる人がいるなら、という動機でものを書く人間なので、マシュマロとかwave boxで感想送りやすくなった今の二次創作の世界とは相性が良いのかもしれません。それにしたって感想を送るというのは私にとっては今でも心のハードルが高いことではありますが。いや本当……感想を伝えるって本当に難しい。その難しさを乗り越えて作家に感想を送るあなたは本当に貴い人だよ! ということを心の底から伝えたい。どれだけ救われてきたことか。

あとは年の瀬のことではあるけどこのしずかなインターネットを始めてみたこともよかったなと思っている。この日記は普段生きてる私を知ってる人だけじゃなく、二次創作を書いてる私を知ってる人にも読んでもらっているので、なんというか人格の統一作業みたいなものができてるような気がしてる。twitterアカウントふたつ持ってそれぞれ運用してたらなんか自分が二人いるような気になってきて、いや何してる時の私も全部私だから……と思っていたところだったので、二次創作の私を主に知っている人に日記を読んでいただくというのは私にとってはとても貴くて嬉しいことです。もともと日記を書いていた人間なので。

二次創作以外でも、割と人に会ったかなという年ではあったので、この調子で来年もいろんな人に会いに行きたいな。あとはライブ。好きな人がライブやってくれるかはわからないけど。今年4月のCocco25周年ライブ、まさかの前から2列目そしてど真ん中で見れて本当に幸せだった。あんなに生きててよかったって思える瞬間もなかなかない。20年彼女を推してて本当によかったです。あと来年に望むなら鬼束ちひろのライブなんですが、何卒やってくれ。歯の治療終わったってバースデーメッセージに書いてあったし、何卒やってくれ。新曲でもよし。でも色々望むことがたくさんあったりするけど好きな歌手についてはもう生きててくれるだけでいいんだよなあ! まじでそうです。生きてこそ。

この日記もいつまで続くかわかりませんが(多分1月くらいで止まりそう)何か書きたいことができたらまた書きに来れたらいいな。

最後に今年読んだ本の中から選ぶ15冊を置いておきます。なぜ15冊かと言えば10冊に選びきれなかったから。

中でも今年のベスト本は真ん中に置いた見汐麻衣『もう一度猫と暮らしたい』です。表題エッセイはnoteで読めるのでぜひおすすめです。私は人のエッセイ読んで泣いたことなんてありませんでしたが、このエッセイはまじで、本当に涙が止まらなかった。生活すること、生きること、生のにおいや手触りがたくさん詰め込まれた一冊だと思います。

出会って下さった方皆さんにお礼を言いたい。こんな広いインターネットの海で出会えたこと自体が奇跡です。ありがとうございました。みなさん来年も変わらずお元気で。良いお年をお迎えください。

@kyri
日々と二次創作の間で