通勤経路の途中で郵便局の前を通るのだけど、今朝その郵便局の前で信号待ちをしていたら、職員らしき人がポストをせっせと磨いていた。今時ポスト使う人、いるのかな、なんて思っていたけれど、それでもずっと昔からそこに立っているであろうポストをそうやってせっせと磨く職員の人からはポストに対する深い敬意が感じられた。その姿を信号が変わるまで見つめていた。職員の人が磨き終わったポストはぴかぴかに光っていた。あの職員の人にも、ポストにも、幸があってほしい。
CLAMP展というイベントが終わってしまって日々もまた無味なものになってしまった。日々は無味だけど記憶はいつまでも美味しい。いつまでもあの素晴らしい原画のことを思い出しては幸せな気持ちになる。勢いで買ってきたレイアースのポーチには文庫本が、Xの大きなマルチケースにはMacbookが入ることがわかってとても嬉しい。まあ、ハヤカワ文庫は入らないし分厚い文庫本も無理なんですけど……。そしてこのXのマルチケース、ショップで見つけたときは「これPC入りそう!」と直感して特に絵柄をまじまじ見ることなく買ってしまったんだけど(こういうところからも正気を失っていることがわかる)改めてイラストを見てみると神威くんが封真くんの脚に手を載せているのに気づいてしまい、爆萌えである……。ツバサでは神威くんと昴流くんがセットになっていたけれど、私個人としてはXでは封真くんと神威くんを激推ししていたので、思いがけず推しカプがバーンと描かれたPCケースを手に入れてしまって幸せ。果たして使うのか? という問題は、ありますが……。
また日々が無味なものになってしまったので、また旅行を計画しないとな〜と思っているところ。次の目的地は以前の日記にも書いた通り下北沢だ。下北沢の本屋B&Bと日記屋月日で本を買ってfuzkueに行ってみたい! 調べてみたら12月に日記屋月日さん主催の日記祭というイベントがあるみたいで、日記ジャンルオンリーの文フリみたいなものかな? これを目指して行ってみるのもいいなあと考えている。この時期だとホテルの早割がきくので決めるならさっさとしないと。それにしても日記だけで一つイベントができるってすごい。みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに、が本当に実現されている。なんかどんどん日記というジャンルにハマっていっているなあ。自分のこのしずイン日記を読み返しても特に何も思わないけど人の日記を読むのはやっぱり大好き。あと下北沢でいえば、しずイン日記繋がりの人からあるハンバーガー屋さんをご紹介いただいたのでそちらにも行ってみたい。ハンバーガーって、私はそれこそマクドかモスかみたいな(マクドは一人ボイコット中なので行ってませんが…)そういうお手軽ファストフードの印象しかなくて、こういうガチ? なハンバーガー屋さんのハンバーガーって本当に1〜2回くらいしか食べたことがない。たまにはそういうお店をチョイスしてみるのもとてもいいな。あと下北沢はカレーとかも良いお店がたくさんあるらしいのだけど、なんか、調べ出したらキリがない……。
最近のほしいもの、読むしかできないブックショルダー。結構前にSNSで見かけて、それ以来ずっとほしいな〜ほしいな〜と思っているのだけど、問題はお値段というより、私がめちゃくちゃ荷物の多い人間だということである。本と少しのプラスアルファだけで外出できる気がしないのだ。それに先日のCLAMP展でお金を湯水のごとく飛ばしてしまっているのにまだ金を使うのか?! という感じでもあり、足踏みしている。でも最近チェック柄とボルドー色という新色が出たばかりなので、だいぶ心は揺れ動いている……かわいい……。往々にして新色とか限定とか、そういう言葉に弱い。私は本当に凡庸でしょうもない人間だ!
10年以上ぶりにオーウェル『動物農場』を再読している。これは留学して数ヶ月が経った頃にどうしても日本語で書かれた本が読みたい!! という欲求が爆発して同じ大学に留学していた日本人の同期に『一九八四年』と一緒に借りた本だった。なんでその同期がこの2冊を持っていたのかは謎。その時以来の再読なのでもう何も覚えていないだろうと思っていたのだけど、ナポレオンという名前のブタが出てきたあたりで記憶がまざまざと蘇ってきた。今日から読み始めてまだ序盤も序盤だけど、もう既にいろんなフラグが立っていて、不穏な予感しかない。不穏というか、破滅していくんですが……。『一九八四年』の方も大昔に自分で買い直してそのまま読まずに本棚に入れているのだけど、勿体無いからまた読むべき。それにしても本棚がそろそろいっぱいになってきた。整理して古本屋に持っていった方がいいかもしれない。でも私、ミーハーなので、サイン本が出てたらついそっちを買ってしまうのだけど、そのサイン本をブックオフで売り飛ばすの、勿体無いと思っちゃうな……ていうか勿体無いよね?! もっと、街の個人経営の古本屋さんとかに持って行きたい。それを考え出すとまた腰が重くなっていって、結局どんどん先延ばしにして、そして本棚は溢れていくのだった……。