小学2年生の頃、初めて父親と映画館で映画を観た。父親は大学時代にアマチュアで映画監督をやっていたこともあり、映画が好きだった。
私が生まれたのが12月1日。
実はこの日は「映画の日」とされている。
このこともあり、私の出生時の名前の候補が「映画」だったくらいだ。(当時、祖母が反対をして今の名前になったらしい)
初めて映画館で見たその当日の記憶は定かではないが、子供ながらに父親と行く非日常感やその映画の異世界感がとても刺激的だったのだと思う。
見慣れない砂漠地帯、おどろおどろしい敵、宇宙での見たことのない戦い、スピード感と迫力のあるレース、そして少し可愛げのある機械たち。
それ以来その異世界感にハマって、シリーズの他の作品のVHSやDVDをTSUTAYAで借りたり、ハスブロ社のフィギュアを下北沢で買いまくったり、地元で開催された年に一度のファンイベントに中学生で初めて参加したり、ゲームや本まで楽しんでいた。
とりわけ青色が特徴のアストロメクドロイドは今でもコレクションしてしまうほど好きだ。
(コレクションの一部)
いつか等身大の動くコイツを買うことが、子供の頃から抱いている大人になってからの夢である。