2年ぶりに日本に帰国した。日本の夏は私が覚えていたよりも、さらに日差しが強くて暑く、そして驚くほど乾燥していた。雨上がりの町の、肌にまとわりつく湿気を想像していたが、照り焼き状態になって、想像とのギャップに驚かされた。
日本滞在中、以前から興味があったMetaのQuest 3をついに手に入れた。Vision Proも検討したが、アプリ開発が目的なのでユーザーの視点に立つためにも、より普及しているQuest 3を選択した。
さっそく試してみたものの、思いのほか強烈な3D酔いに襲われてしまった。慣れるしかなそう。あと重い。
事前に聞き取りを重ね、日本の偉大な観光名所であるうなぎの成瀬、サイゼリヤ、そして焼肉ライクを訪れることにした。絶対行きたかったのでわざわざ隣に宿を取った。どこも期待以上で、また訪れたいと思った。
コンビニやスーパーはさらに近代化されていて、無人化に向けて全力で舵を切っているように感じた。地方都市まで浸透していて、欧米の事情は不明だが世界的に見ても中国並に先行しているのではないか。
余談だけど欧米人は日本のコンビニにあるフッワフワの食パンに衝撃を受けるらしい。
ふと、今回の帰国で感じたのは、もう5年ほど冬を体験していないかもしれないということだ。温暖な場所に住んでいると、季節の変わり目を感じる機会が少なくなる。特に冬の冷たさや、初春のスギ花粉の辛さなど、今では遠い記憶になりつつある。