志向

laiso
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ソフトウェア開発者をプロダクト志向か技術志向なのかどちら寄りなのか分類するという作法は結構支持されていてキャリア系のサイトなどでもよく見かけるが、それなに? といつも思う

転職サイトのロジックは求職者をJDのマッチングや配属先の温度感を取るために設置されているというはあるのだけど、この分類が文化として根付くと低スキルとかビジネスに関心のないというレッテル張りや他責思考に使われるとタチが悪い

競争力の高い製品を作るための技術が必要という目的があるところまではよくて、それを分業で達成しないといけないという無意識の思い込みがあるのではないか

ということで私の考えでは相関があるので分けなくてよい。ということになる

というのも私自身が普通に過ごしているといつの間にか技術志向側に分類されていることが多いからで、これは想像すると開示情報に技術ネタが多いからだと思われる(あとは単に性格とか印象)

なぜそうなるかというと私の中には「仕事プログラミング」と「趣味プログラミング」の分断された世界があって(それは分類するのかよ)片方でできることはもう片方の世界にあまり持ち込まない。なぜなら一日中同じことしていると飽きちゃうから。というのがある

極端なことを言うと最新技術を触ったり好奇心を満たしりするのは趣味で勝手にやるから、金を稼ぐためにレガシーシステムを書いてても文句はあまりない

ただし誰の役にも立たないソフトウェアほど虚しいものはないので社会的な意義も欲しくはある。その結果コードを書くことで価値のあるプロダクトを生み出せたり、バリュエーションが上がったりすれば儲けもの

@laiso
lai.so インターネットユーザー。テキストサイト管理人、ゆいちゃっと、teacup.掲示板の常連