私がWebプログラマーを目指していた時に第一線で活躍していたのはPerl/CGIだった(プログラマーというより今で言うデザイン事務所のWeb制作スタッフだったが)
Perlを習得するべく学習サイトを参考に何度か挑んでみたものの実につかず挫折した
その後「みるみるプログラミングが身につく本」というあやしい書籍を図書館で借りてきて、読んでいたら「プログラミング言語を選ぶということはIDEを選択することである」という金言が載っていた。これが技術選定の原体験になっていると思う
もう一回挑戦や〜と思った時期に手を取ったのは明解JAVAという本
どこからか(たぶん旧2ちゃんねる)で仕入れた知識であるSE=JAVA=プロの言語・稼げるというイメージから選んだのだった
ここでも挫折。というかEclipseが重過ぎて私のPCで動かない
次に目をつけたのがtDiary CGIの自力運用。「ホワイの感動的Rubyガイド」を見ながらカスタマイズして使ってみる
しかしマイナー無料レンタルサーバーで動かすの自体が難し過ぎて断念
次はどこからか(たぶん旧はてなダイアリー)で仕入れた知識であるニート=プログラミングというイメージから選んだのがPHP
WindowsのApache HTTPD+MySQLお得セットみたいなものをインストールして、EmEditorとかで書いていたと思う
ここでも更に挫折。理由はとくにないけど飽きてしまったんだと思う
ここでやっとPython登場。「みんなのPython」という書籍を読みながらサイトを作ろうとしてみるが日本のレンタルサーバーは軒並Pythonに対応してない
あとPython2.xで日本語がとにかく処理できなくて苦労した。あと日本人全然使ってなくて検索してもイツメンのブログしか出てこない
その矢先にGoogle App Engineが突如リリースされる。当時Pythonのみに対応していてデプロイ環境が特殊で専用のフレームワーク(Kay Frameworkとか)じゃないと動かない
なぜか鬼軍曹の口調でApp Engineの解説をはじめるブログが登場して結構読んだ
その結果はじめて自分で作ったWebアプリケーションをデプロイすることができた(何を作ったのかは全然思い出せない)
これがとても印象に残っているのでPythonは私にとって特別な存在になっている
あとApp Engineの存在。Python専用だったから必然性があった
「プログラミング言語を選ぶことはIDEを選択すること」にかけると「技術選定はどこにデプロイするかを決めること」に左右されていると思う
今だったらCloudflare PagesはJS以外の選択肢がほぼないし