何度タイムリープしてもITエンジニアがプライベートで勉強してしまう

laiso
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「(IT)エンジニアはプライベートで勉強すべきか」議論は大型連休にかけてそういうコンテンツ出すメディアがいるから定期的に話題になる(休暇中にインターネットのログイン時間が増えるので参入者も増えてしまううまい構造)

議論になる背景としては当然「しなくてよい」派がいる。業務に必要なスキルを習得するのも業務であろうという考え方だ

私も何度もこのタイムリープを経験しているので私見を述べたい。立場としては「しなくてよい」派に分類されると思う

まず「勉強と思ってないよ」「勉強とは何か」みたいなそもそも論が展開される。趣味でプログラミングをしてる人はゲームで遊ぶように開発をしていてそれを他人から見たら勉強認定されてしまうというやつだ

ここはあまり異論はないと思うが、世間では「新たな知識を得ること」ぐらいのざっくりしたものを勉強と呼んでいるように思う

でその次に議論は「すべきかどうか知らんが給与を上げるのに必要」みたいな話題に進展することが多い。業務時間外に自己開発として資格取得してスキルアップして昇進や転職を達成するという主張だ

ここは正直もう「勉強すべきか」議論から外れてきてしまっていると思う。なので興味はない

話を戻すと私としては「エンジニアはプライベートで勉強すべき」と言われていたのは業界が未成熟でみんな育成のことを考えられなかった時代の名残だと思う。職業を成立させるための暗黙の業務時間があるとするのは選民的に思うし生産性の観点からみても発展しないのでベクトルを逆にしたい

その上で「給与を上げるのに必要」という主張が発生するのは資金流入が多く競争の激しい市場の特性だと思う。スポーツ選手の年俸契約にたとえる人さえいる。この状況は人々がコンピュータと生活し続けるかぎり長期的にも変わらない

@laiso
lai.so インターネットユーザー。テキストサイト管理人、ゆいちゃっと、teacup.掲示板の常連