ゲームやアニメ、漫画は好きだけどコラボイベントとなるとあんまり興味がない。
こういう人も少なくないでしょう。比較的、私もオリジナルだけ楽しむタイプでした。
でもさ、あの『コーヒートーク』のコラボイベントが東京で開かれる。ゲームに登場するドリンクも飲める。グッズもお洒落。
これはもう、行くっきゃないでしょう!(単純)
東京都・渋谷PARCOで6月いっぱい開催され、毎週水曜日と一部日程はお休みです。事前チケット購入(¥500)必須で毎日満席に近いようですが、23時までオープンしているため時間帯によって空きもチラホラ見受けられます。
チケット購入など詳細は、以下の渋谷PARCO公式リンクよりご確認ください。
ゲーム『コーヒートーク』とは
舞台は、アメリカ・シアトル。
この世界には人間以外にも、エルフや狼男、オークなどさまざまな種族が暮らしている。
せわしく雑多な街角に、夜になるとひっそりオープンするカフェ。
あなたはその店のマスターになって、お客が求める一杯をサーブする。
一杯の香りと味に癒され、お客たちは自らの欠片を ぽつりぽつり こぼしていく…
ちょっと格好付けて書いてみましたが、百聞は一見にしかず!です。(文章書いている人間が言っちゃあダメだろ案件)
公式のトレイラーを以下に置いてます。少しでも気になったら見てほしいなあ。
およそ1日(1話)20-30分のストーリー進行。夜、お風呂も済ませて後はもう寝るだけという時間帯に1話ずつやってました。感覚としては、オムニバス小説を読んでいるかのようなコンパクトさですね。
作中で描かれる季節は9月ですが、雨のシーンが多いため今の時期にプレイすると風情が出てより楽しめるのではないかと思います。ノスタルジックなグラフィックとlo-fiテイストの音楽に包まれ、リラックスできるゲームです。
渋谷の中心で「常設してー!」と叫ぶ。
渋谷は今回で人生二度目。夜の渋谷に限っては初めて。
お洒落タウンに緊張しつつも、スタッフのお兄さんの丁寧なガイドで無事入店。時間にキッチリだったので、時間には余裕をもって向かうことをオススメします。

もともとはミュージックカフェ&バーとして営業しているところを、期間限定で"コーヒートーク仕様"にしているみたいです。壁にレコードがたくさんありました。
店内に流れる音楽も、今はコーヒートーク一色!ファンには たまりませんね。
また、続編である『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』の後日譚も上映されていました。
なんと、このイベントのためだけに新しく制作されたもので、当然ですが録画禁止。行った人だけが観られる作品です。この点においてもぜひ行ってほしいなと思うわけよ。

限定上映も含め、とにかくサービスがすごかった。
入店記念にランダムのキャラカードとランチョンマットが一枚ずつ貰えます。紙質もペラくない(ここ重要)
デザインも凝っていて、ゲームをクリアした人ならば「あー!これ!くれるの!?」と嬉しい驚きの特典だと思います。

アートワークもたくさん飾られています。

アマンダのコーヒーカップが乗っかって中身が全く見えない一杯が、私のオーダーした「ルーカスのスイートハートラテ」です。スパイスカレーも注文。食事のみ通常メニューです。
ハイビスカスティーをラテにした一杯で、ハイビスカスの爽やかな酸味とミルクのまろやかさが優しい、ホッとなお味でした。注文する毎に、メニューに応じたキャラクターのカードが貰えます。入店時の特典カードと同じ物で、裏面にはオーダーした一杯のレシピも載っています。未プレイの人からするとゲームのヒントになるでしょう。
ドリンクはどれも作中登場メニューです。卵が使用された「ヘンドリーのSTMJ」など、珍しいドリンクばかり。シンプルにコーヒーや紅茶が好きな人も楽しめるカフェだと思います。ここは一つ、常設になりませんかねえ…
本音は3杯くらい飲みたかったんですけど、もう忙しくて(笑)
1時間という制限の中で、限定上映を観て、壁のアートも見て、お目当てのドリンクを味わい…
一番大変だったのは、キャラクターとの相席撮影です。
専用のアプリをインストールすると、AR技術を用いてキャラクターと相席できちゃうんです(笑)
個人的にこの相席撮影はそこまで目玉と思っていなくて(店舗の雰囲気とドリンクと限定上映とグッズが気になっていた)、はじめはサラリと終わらせるつもりでした。こんな書き方してごめんね、技術開発の皆さん…
とはいえ、ものは試しということで撮影してみると、これがかわいいんですよねえ(笑)
アプリをインストールしてしまえばカフェ以外でも撮影できるようで、至る所にコーヒートークのキャラクターを召喚して遊んでいます(笑)
ここだけで4回(笑)を つかってしまった…

どこにおんねん!フレイヤ!コーヒーこぼすで!

時間ギリッギリまで楽しんだ後、店内のグッズコーナーへ移動。
フレイヤの書いた小説付きノートなどお目当ての物は一通りゲットできました。PARCOの公式ストアでも受注販売するそうです。後から書い忘れたと思ってもゲットできる!写真中央にあるタンブラーは、材質の一部にコーヒー豆が使用されていて、プロダクトのおもしろさに惹かれ、まんまと購入しました。
ディベロッパーがインドネシアの会社ということで、インドネシア産のコーヒー豆や、ゲームのストーリーにちなんだハイビスカスやしょうが風味の豆など全体的におもしろいラインナップでした。
ゲームをプレイした人は、グッズコーナーの小脇に置かれた写真立てもしっかり見てほしいな。
モハメド・ファーミ氏と素晴らしいチームによって作られた愛のあるゲームから はじまり、東京にカフェが生まれ、キャラクターたちと同じようにささやかだけど特別な一杯をいただく。
バーチャルとリアル両方の世界で、大好きなコーヒートークを目一杯遊べて、最高、最高、最高でした!
番外編:Google Mapがグールグル
渋谷のあたりは人も多いせいか、私の貧弱な通信環境では生きていけないようで、命綱のGoogle Mapの位置情報がもうひどくて(笑)
1ブロック進んだかと思えば、1ブロック手前にピュンと戻るを繰り返し、現在地を表す青い矢印もグールグル。私の頭もグールグル…
渋谷が慣れない人や通信環境に一抹の不安がある人は、なるべくラッシュ時や人混みを避けて歩きましょうね!
写真は、道中見つけたお猪口のお顔ランプ。ちょっと猫っぽい?
