先日体調不良で休んだ際に、私の分の席替えを代わりにやってくださった方がいらしたので、丁重にお礼を言った上でささやかなものですがお礼のお菓子を渡しました。そうしたら「いやそんなもんいらないんで。ちゃんと来てくれます？」と跳ね除けられ、重ねてすみませんでしたと謝罪すると「もしかして無理しないでって言って欲しかったんですか？私はそんなこと言われたら半月は出社しませんけどね。脳卒中とか突然なる病気でもないのに、自分の体調が悪くなるとか普通前もってわからないもんなんですかねえ？」と笑われて、職場で泣いてしまいました。
好きで成人喘息を患い続け、時に喀血をするほど悪化させて倒れて寝込む生活、送ってるわけじゃないです。そんな人生がこの先ずーーーーっと続くんです。なるべく周囲に迷惑かけないようにとあれこれ対策をしていても、自然の猛威には敵いません。突然悪化する時は本当に体調は急転直下で悪くなります。
そういう苦しみを理解しようとまではしてくれなくていいので、せめて「そういう苦しみ（ハンデ）を抱えて生きている人もいるんだな」くらいに、私のような人間がいることを許してくれる社会になって欲しいです。
好きで病気を抱えたまま（それでも重篤な障害者ってほどでもないので）健常者と同じパフォーマンスを期待されながら働いているわけじゃない。こういう、どちらにも属さないグレーゾーンの病弱な人間は、どうやって生きていけばいいんでしょうね。