最近、視聴している配信に積極的にコメントをするようになった。それまでは、まったくしていなかった。
この記事では、コメントをするようになって気づいたことや思ったことを書く。
コメントをはじめた理由
私は既プレイのゲームの実況動画を見て、初見の感想を摂取するのが好きだ。だからそのゲームの動画・配信ならば、どんな人がやっていようとまず見に行くようにしている。オタクは初見の悲鳴が大好きなのだ。
継続して視聴するかどうかのポイントは、「気持ちのいい反応をするか」「解釈や感想をたくさん話してくれるか」である。アバターとか声質とか、その人自身が有名かどうかなどは関係がない。とにかく物語に没入してくれて、話が面白いかどうかだ。
現在、継続して視聴しているチャンネルの大部分は駆け出しの実況者や個人勢Vtuberだ。私はかれらに活動を続けてほしい(そしてもっとリアクションを聞かせてほしい)ので、もっと伸びてほしいなと常に思っている。そのため、毎回動画を開いたらノータイムで高評価ボタンを押している。
しかし、もっとほかに貢献できることがほしかった。私にはオタクの用事をやるアカウントがないので、その人の活動を拡散することはできない。
聞くところによると、おすすめに表示される要素のひとつに「コメントの盛り上がり」があるらしい。だから、勇気を出してコメントを書くことに決めたのだ。
コメントをしてよかったこと
私はチャット欄を治安がいいオタクコミュニティとして楽しんでいる。そこでは、配信者とチャット欄みんながその作品のことについて語り合っている。そこにはマイナスな愚痴もなく、お気持ちもなく、忖度や疲れる褒め合いもなく、ただそのシーンやキャラの良さについて思い思いに話す。
かつて私はオタクアカウントを持っていたが、デメリットがメリットを上回り、嫌気がさしたので削除したという過去がある。今はオフラインのメモ帳の中で、好きなものを好きなだけ、気が向いたときに楽しんでいるだけだ。
しかし、好きなものを語り合う喜びを嫌っているわけではない。それでもオタアカの運用は毒だ。あるかも分からないわずかな喜びのために、心身の健康を損なうのはナンセンスだ。
そんな私にとって、ゲーム実況配信のチャット欄は心地のいい場所だった。感想、叫び、解釈、考察など、みんな作品の話しかしてない。これでええやん、という感じだ。
また、ユーザー同士のつながりも気楽だ。お互いの名前を覚えてはいても配信の中だけの付き合いだ。それでも、みんなで感動したり、萌え転がったりできる。十分だ。
これから
チャットには少し緊張しつつもコメントを打てるようになったのだが、まだ動画のコメントはちょっと勇気がいる。チャットのように一瞬で流れていかず、消さない限り画面上に残り続けるからだ。でも私が応援している方々の中には動画勢も多いので、勇気を出さねばなるまい。