雹と水引

lasca
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三月初め、なんとか休みを合わせて恋人と旅行に行ってきました。

三月初めの金沢は生憎の天気で雨が降ったり止んだり、ともすれば晴れているのに雹が降ったりしたけれど、晴れ女の自覚を持って急な豪雨を避けながら、雨宿りも楽しみつつ、たくさん歩いてまわった。

写真は大好きな図書館併設のカフェで。震災の爪痕は金沢にいてもぽつぽつと感じられるところがあり(ほとんどの施設は大丈夫でしたが)、せめての気持ちも込めて、ご当地の作家さんの作ったアクセサリーを買ったり、土地のものを食べたりしてきました。のどぐろはいつ食べても美味しいですが、冬のはまた格別ですね。こんなに美味しいものがそのまま海を泳いでいるなんて信じられないなと食べるたびに思う。

写真は兼六園にいたラポールの豊富な老松。

金沢、いつの間にか第3の故郷くらいの気持ちになっているな。季節を変え行程を変え、もう人生で5回目くらいか。これからも繰り返し行くだろうなと思う。

恋人は相変わらず穏やかで、今回の旅の中で大ぽかをやらかした私にもまったく怒らなかった。それとは別に嬉しい言葉をもらえたりして、ありがたいことです。しばらくの間は取り出して眺めて大事に仕舞うを繰り返すだろうな。

旅の途中の会話で、次はどこに行こうかって考えるの、楽しくて大好き。住みたい街を歩くのもいいし、四国を車で旅するのもいいね。また京都にも行きたいし、沖縄でミミガーを食べるのもいい。どこにいってものんびりできるでしょう。

旅行から帰ってきてすぐの仕事もなんだかスムーズで、旅行でしっかりと英気を養えたことを感じました。空気を入れ替えられた気がする。また頑張っていきましょう。自分の心身のことを「洗って長く使える道具」とするならば、小まめに手入れをしながら、丁寧に使っていきたい。

@lasca
日記