2024-09-02

lemonadern
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公開:2024/9/3

おひさしぶりです。日々を過ごしていたら前の日報から二週間も空いてしまいました。

前回の日報が8/13なので、その後はフルタイムのサマーインターンが始まったり、体調を崩して寝込んだり、研究発表に行ったり、旅行に行ったりしてそこそこ忙しい日々を過ごしていた。日毎に書きたいことはあるんだけど自分と向き合う時間はあんまり取れていない。難しいね。

インターンも気づけば三週目に突入しており折り返しを過ぎた。始めたばっかりの頃はシンプルに体力が足りず、八時間働いてご飯を食べては寝る、そんな日々でちょっと危なかった。ところが今となってはけっこう余裕がある。二週間で慣れてしまう自分が頼もしい一方、そんなものかと拍子抜けな感じがしなくもない。

インターンでは学ぶことがとても多くて楽しい。また別でまとめようと思うけれど、いくつか簡単に書いておこうかな。

  • タスクにかかる時間を見積もりながら対応範囲を決めて、仕事をちゃんと終わらせる力がかなり鍛えられている。今日の業務が何時までで、進捗報告が何時にあるからこことここのすり合わせして先にこっち実装しとこ〜、みたいなことをできるようになってきた。

  • 学生あるあるだろうけど、俺は知らぬ間にWebに縛られていたんだなと思った。デカい会社には会社の中だけでもデカいエコシステムがある。ちゃんとエンジニアリングできる仕事、それもSNSやってるだけじゃ絶対に目に入らない仕事がいっぱいあるしちゃんとお金ももらえる。俺は知らないうちに自分をWebの人と自認していたしWebの事業会社に入りたいような気がしていたけどそんなことないかもと思ってきた。Webは好きだけどね。でも新卒って所詮は新卒だから、これまでの経験とかあんまり気にしなくていいと思う。

  • スライド作るのうまくなってきた。インターン先にはプレゼン文化があって、俺も開発しながら毎日スライドを作って毎日フィードバックをもらっている。ミーティングには全く別分野のコースをやっている人がいるので最低限伝わるように毎日頑張ってる。めっちゃ自分の力になってる気がする。これは思わぬ収穫。

  • 変なこと言ってないかな?とか物怖じしたりせずに質問したり提案できるようになってきた。把握しているコンテキストが違うのは当たり前だし、歴史的経緯とか教えてもらわないとわからないし。認識の摩擦を起こさないと有意義なすり合わせにならない。今日も進捗報告ついでに既知の問題に対する大胆な提案を言ってみた。そしたら俺が認識していなかった展望とか経緯を教えてもらえたし俺の理解が甘かったところもわかった。何でうちではイケイケのあれができないんだろう?とか何でこんなに大変なんだろう?みたいな気持ちを漠然と抱きながら悶々としてるより、微笑ましい憧れを選ばなかった選択肢に変えていけるほうがよっぽど楽しい。

  • 俺はゼロイチの開発よりも既存のでかいものを改善していくほうが得意なんだなと思った。いろんな場所のソースコードを読みに行って挙動を確認して、テストをいっぱい書いて影響範囲の検証をして、設計や実装に対する考古学をしながら現実的な改善を入れていくのが我ながらうまくできている。コードを読む力もめっちゃついた。あとソースコード内の検索がめっちゃうまくなった。GitHubの検索とも仲良し。

  • 仕事してるぜアピール大事。どんなyak shavingでも本筋と関係ないことでも時間食われてるならちゃんと記録する。何に食われてるのかわからないけどなぜか時間がないって状態を作らないこと。ボトルネックがわからないと改善のしようもない。俺は勝手にSlackで作業スレッド作ってメンターの社員さんが作業状況をいつでも見れるようにしてる。あとでメンション飛ばして確認したい内容とかあれば、それを書く用の下書きとかも普通に投稿してる。

四週間って長いなと思ってたけど正直もっとやらせてほしい。後半も頑張るぞ。

@lemonadern
Webと計算機が好きです。しずかに暮らします。