劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『バサラオ』
2024年7月7日 博多座開幕から二周年🌸






もし今の世の中でヒュウガとカイリが生きてるとすれば、どんな策略を立てて活躍していくんでしょうね?
怒られそうな妄想……
ここはどこかの川のそば
木も草も生えていない場所
気がつけば、どこから来たのか、まるで天女が舞い踊るような桜の花びらがヒラヒラと、顔が美しい光り輝く男の周りを舞っている。
……
ここは どこだ
🍶
ク 呑め呑め 宴だ ほらもっと呑め〜🍶
ギ ク⚪︎マ様、盛り上がってますな!おっとっと かたじけない。では、いただきます。乾杯!
ク 乾杯!
斬⚪︎党 かんぱーい!
タ ク◯マ、ギテ◯、オラにも酒をくr…
ゴ おるぁっ!ボンクラ!(キック) わしより先に呑むやなんて、許さんど!誰か、盃くれ。ボンカ…、ああ、アイツまだあっちの世界におるんやった。まあ、ええか。ここまで来て祈祷してもなあ。好きなだけ呑むで。
タ おっ父!オラ、もうおっ父の言うとおりにしない!もうオラのやりたいようにやる!オラ、オラ…
ゴ オラオラやかましわ!
三◯サ おっほっほっほっほっ これはこれは雅な宴でおじゃりまするなあ
ゴ おまえらも、やかましわっ。カ◯!こいつらあっちで遊ばせたって。
カ◯ いや!こっちでまで言うとおりに動きませんよーっ!私はここからアキ◯をずーっと眺めて過ごすって決めたんだから。ほっといて!!!
ゴ な、なんや、えらい強なってもうたで。まあ、しゃあないか。クス◯、ギテ◯、斬歌党、キタ◯カ、ナガス◯、エン◯、ゴロ◯ザ、ロク◯ウ、マ◯トキ、キンツ◯、ボンクラも、フサフサフサも、みんなで飲むで!
キ まさかゴ……と、宴を開く日がくるとは。新しいバサラの世を開くとは、このようなことなのか、ヒュウガ。
ナ まあまあいいじゃないですか。笑って飲みましょうよ!よっ、大統領!あっ、みんな、亡者だけど!
エ ナガス◯、調子に乗るな!ちょっと玉羊羹にされただけで!
ナ あっ もしかして、妬いてる???
エ やかましいっ!
キ 黙れナガス⚪︎!ちょっ〜と、玉羊羹にされただけで調子に乗るでな〜い!…ヒック
ナ あーあーあーあー、もお〜、そんなに呑まれて、そんなにみんな羨ましいんだ♡ まさかあんなに愛してくれるなんて、びっくりしたなあ♡
ゴ なんやアイツ。バラバラにされたのに喜んどるぞ。
ク どうやら、アキ◯の性癖で、新たな扉が開いたようでございます……。
マ 我らの嘆願虚しく一瞬であやつに斬られてしまったが、このような宴に呼んでいただけるとは。これもまた良いものですな、キン◯ナどの、ゴロウ◯どの。
キン そうですな。どんな地獄かと思っていたが、まさか立場を超えて酒を酌み交わせるとは。刀で敵に勝つことばかり考えて生きていた日は一体何のためだったのかと、いま頭の中が空っぽになったようです。
ゴロ ごもっとも。争わなくとも生きていける道があったのではないかと考えてばかりです。
マ ついあの頃を振り返ってしまうが、もう呑んで忘れましょうか。ささ、我らももっと呑も… あっああああああああああああああ!!!!!
全員 なんだマストk… あっ!
舞い散る桜の花びらが一人の男の周りに集まっていく。
ヒュ なんだ揃いも揃って、主役もいないのに俺に殺された奴らで宴か?
全員 なんでお前がここにいる!?!?!?
ヒュ あっちはカイ⚪︎に任せてきた。どうやら、こっちも俺の光が必要なようだな。今から俺の世だ。
🎶デデデ デデ デデ デデ デデデ デデ デデ デデ🎸🎶
全員 ここまで来てお前に斬られたくないわーっ!!!
川原の向こうに人間の気配あり
ヒュ (歌い舞い踊りながら目線だけ気配の方へ動かす)
来たか
サ ここでも宴を開いておるとはな。
ア 何度も聞いたね、この賑やかな音。
カ◯ アキ◯!
ナ アキちゃん!
カ◯ ちょっと近づかないでよナガス◯!
サ、ア 久しぶり。
サ おい、カイリ。早く来い。何をしてる。お前が何度も何度も寝ながらヒュウ⚪︎ヒュ⚪︎ガと寝言を言い続けるからボ◯カンに紹介してもらった陰陽師に頼んでここへ見学に来たんだぞ。地獄の門番に気付かれる前に、早く来い!
カ ……、まさか本当に会えるとは。
ヒュ 久しぶりだなあ、カイ◯。あっちの世を上手く転がして盛り上げてるんだろ?
飽きて俺の下僕になりにきたのか?
(キラキラ輝く魅力)
カ あ、う、えと、そ、その、そのお・・・ なんか 光が頭から消えなくて…
(会いたk…)
いや!
いやいやいやいや!
違う!
違う!!!
俺が後を追うわけないだろ!知らない間に連れてこられたんだ!
帰る!俺は現世に帰るぞ!
全員 おいおいおいおい カイ⚪︎よ。顔に『会いたかった』って書いてるぞ。
カ ち!が!う!!!
ア ここまで連れてきてやったのに、素直じゃないね。
サ あやつらしいな。でも全身から嬉しさが滲み溢れてる。面白いものを見せてもらえて、ボンカ◯とヌ◯への良い土産話ができたではないか。
ア そうだね。
お地蔵様から連絡が入り、閻魔大王様の使いがやってきた。
おい、一向に六文銭を払おうとせず、賽の河原で宴会を開き騒いでいるのはお前らか?他の亡者や鬼から苦情が来ている。さっさと払うか、この川を泳いでこっちへ来い。
おや、まだ現世で寿命が残っている奴らもいるようだな。お前らはまだ順番が来ていないはずだ、ここで何をしている。今すぐ現世に戻れ。川の向こうにある井戸に入れば、現世の京の都の井戸へ繋がっているから早く立ち去れ。立ち去らないなら、アイツらと一緒に川を渡れ!
サ 見つかっては仕方がない。帰るか。おい、カイリ。カイリ、聞こえてるか?もぬけの殻になってる場合でないぞ。ああ、もう、ヒュウ⚪︎に会えたからって固まりすぎだぞ。無理矢理連れて帰るしかないな。
ア ここに置いて私たちだけ帰る?
カ◯ 私もアキ◯と帰りたい!
ナ 僕もアキちゃんと一緒に行きたい!
サ それは流石に無理だ笑 カイリを引っ張って現世へ帰ろう。
ア そうだね。カ◯、私も会えて嬉しかった。またいつか会いにくる。
カ◯ アキ◯涙
ナ アキちゃん、僕は?えっ 僕には何も無し???
カ◯ うるさいよ!
ヒュ 俺の世だ。宇宙中どこにいても誰の言うことも聞かない。祭を続けるぞ!
🎶デデデ デデ デデ…
全員 逃げろーーーーーっっっ!
いつの間にやら鬼まで踊り
川原もすっかりバサラの宴
呑めや踊れの大騒ぎ
カ (いつかまた来るぞ、ヒュウガ)