240512選んだ言葉

lensdiary
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公開:2024/5/12
今日選んだ言葉 幽玄

「幸せに気づく世界のことば」〔著〕メーガン・C・ヘイズ(訳 田沢恭子)より引用

書店で帯に書かれている言葉に目が留まった。

>翻訳できない言葉が教えてくれる、いろとりどりの幸せのカタチ

目に見えない心を、単語ひとつやわかりやすい文章で説明できているようで、全て説明できているかと考えると違うような気がする。生きるのが精一杯な街もあるけど、でも、気持ちがおだやかになれた瞬間はこんな感じ、と、世界中の人がその地域ごとの言葉で表現しあいながら共感して過ごしてる。

英語だけ、中国語だけ、ではなく、世界中の言葉から選ばれていたので読みたくなった。

読みたくなった理由はもう一つ。

おみくじや占いは、何かのアドバイスがほしい時、引いたり、鑑定に行くことがある。神社のおみくじは結果よりも文章を読む。大抵その時に必要な言葉や、気がついていない指摘だと思うことが多い。占いの場合は、その結果にハマりすぎない程度に、鑑定士の方との相性もみて、天気予報みたいに参考にしている。

いろんな占術を見ていて、書物占い(ビブリオマンシー)というものを知った。占い師の方にみてもらってもいいし、自分ひとりでできるとのこと。心を無にして、聞きたいことを念じて、書物をパラパラめくり、ここだと思ったページをペンで指すとのこと。(ちゃんとしたやり方は鏡リュウジ先生の監修された著書や、占い師さんが詳しくやり方を書いてるサイトをよく読むこと)

書店で見つけてピンときた。世界中の素敵な言葉と解説、きれいなイラスト。手に持ちやすい大きさと厚み。この本で書物占いをやってみたくなった。特に何か叶えてほしいとは唱えず、いま私に必要なメッセージを教えてくださいと念じてやってみたら、日本語の”幽玄”だった。外国の方が説明する日本の言葉を、日本の方が翻訳された文章で読む。なんとも不思議な感覚だけど、幽玄の解説とイラストが素晴らしかった。

>宇宙の深遠で謎めいた美に出会ったときに覚える感覚を表す言葉だ。幽玄とは、主に自然界の壮麗な美しさによってかき立てられる。

太陽の表面の大爆発が何回も起こったことから、北半球のいろんな街や日本の愛知県でもオーロラが見えている日に、この言葉を選んだ自分の直感に鳥肌が立った。

解説文から受け取ったメッセージ >日常のなかで「自然に触れるとりとめのない時間」を少し確保してみてほしい。できれば夕暮れ時に美しい場所を選ぶといい。そして、自分だけの幽玄の瞬間を探すのだ。

この書評も良かった → 好書好日書評(小説家 温又柔さん)

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日常で思ったこと