週に2日ほどは顔見てミーティングということで会社に行く。
covid-19がわたしたちの世界を変えてしまうことがじわじわと来始めた頃、事務所が移転してドアツードア30分の通勤距離が1.5倍になった。
東京で長く働いていた家人に言わせれば1時間半の通勤時間はさほど気にならないらしいがわたしにとってはおおごとだ。
だからコロナ禍でリモートできる部署は在宅勤務が強化されてほぼフルリモートとなり、正直助かった。
通勤ラッシュがもとより苦手だし呼吸器疾患のためコロナ感染はなんとしても避けたいし、さらに通勤にかかる3時間を仕事に充てられて仕事も捗るしで、コロナ禍において他には良かったことは何も思いつかないが、この点だけはよかったことだ。
新型コロナウイルス感染症の五類移行から一年、フルリモートから週2回ほどは電車に乗って会社に行くように変わった。コロナ禍の最中に異動して当初は部署のメンバーの顔も名前も覚える機会がなかったが2年目にしてようやく顔と名前が一致してリアル会話もある。相変わらず通勤電車は苦痛だが、新しいことに取り組めるいまの部署での仕事は気分をプラマイゼロというかプラスに持ち込んでくれるような感じだ。