「観音像に生ける」というお題をいただいて、花を生ける夢を見た。

お京
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「観音像に生ける」というお題をいただいて、花を生ける夢を見た。

花材は季節関係なく、どんな花を草木を、どれだけ使ってもいい。

難しいお題だった。観音様ときたら、ゴージャスな花をたくさん使ってラグジュアリーな雰囲気にしても素敵だし、野草花を使って素朴な感じにしても優しくて素敵。流木や枯木に蔓の花を合わせて前衛的にしても侘び錆びの雰囲気が出て素敵なのである。

花材は無制限、というのも楽しく苦しい。なにせ季節関係なく選べるのだ。従来なら到底あり得ない、無理な組み合わせも可能!夏の花と冬の花を並べて生けることもできる!

今覚えている選んだ花は、藤の花、百合、撫子、矢車菊、ストック、ストレリチア、都忘れ、緑のものと実のものも選んだはずだが忘れてしまった。観音様の右奥に置いた太い枯れ松の木に藤の花を添わせて花の房をたくさん下げて、観音様を覆うようにし、そこから花を生けていく。

「観音像に生ける」というお題だったのに、観音様と一緒に生けていたような、楽しい緊張したきれいな感覚が残っていて、目が覚めた今も頭の中でまだ続きを生けている。 ここの百合をもう少し傾けて、なんて。

夢中になって花を生けていて、はっと気付いたらすごい都会の大きな交差点の真ん中にいて、たくさんの人が往来しているのに誰も観音様と私に気付いていない。 「うわわわわ!逃げ・・・逃げなきゃ・・・」と狼狽えて目が覚めた。この最後の展開は、今思うに桐島のニュースの影響だと思う。え、私、桐島サイド?

Twitter(自称X)のフォロワーさんが観音様が出てくる夢も、藤の花が出てくる夢も吉夢だと教えてくださった。介護に追われて慌ただしいのに停滞感いっぱいな生活を送っているのだが、これから何か!何か変わるのかもしれない!

あれ?何か変わるかもー♪と明るい気持ちになれたっていうのが、あれです?ご利益って感じ?