22年使っていた炊飯器が他界しました。
炊く機能には何ら問題はなかったのですが、蓋が。蓋を閉めたら閉めたままにしておく部分が。あかんようになりました。
炊飯時、さあ!絶好調!今がクライマックス!のタイミングで、ふわ~っと炊飯器の蓋が開くのです。もちろん、開いたら開いたまんま。もちろん、状況は大惨事。愛着があったのですが、やむを得ず新しい炊飯器を迎える運びとなりました。
探したのは、一升炊き。多機能ではなく、炊飯、早炊き、タイマー、あと何分で炊きあがるか表示、保温の機能のみのもの。
たったこれだけの希望のものが、なかなか無いんですね・・・。今は5号炊きが主流。最新のジャパン・テクノロジーを「いかにしておいしいごはんを炊くか」ということだけに駆使して作られた、コンピュータ搭載が普通。ついでに、炊飯だけでなく調理を考えたものも!
・・・いや、ええねん。そんな御大層なもんやなくて。
あんまりごはんがおいしいと、ついついたくさん食べてしまう。うちの家族には重度の糖尿病を患う高齢者と脂肪肝診断が出ている者がいて、ごはんのグラムは決まっているのだ。そんなにおいしく炊けなくてもいい。まずくさえなければ、ほどほどでいい。
ところが!電気屋さんに並ぶ炊飯器は、お洒落にハイテクを表現した大きな外装の、「こんな工夫を凝らしてますっ!」みたいなのばかり。ええねん。そんなやなくて、もっとこう、ふつぅ~~~な、シンプルぅ~~~なんが欲しいねん。「内釜が5層構造になってまして!」「加熱方法が従来のものと違いまして!」なんて勢いよく解説してくれた電気屋さんの店員さんは、私の希望を聞くと「あー・・・そういう、ご要望の方も、ね・・・いらっしゃいますね・・・たまに・・・」と弱力化。なんでやねーん!いっぱいいはるやろーーー!知らんけどーーー!
結局、ホームセンターの家電コーナーで見つけました。象印!お値段も14000円とお得!やっすぅ~~い!社長、ありがとぉ~~~( ˘ ³˘)♥♥♥
ちなみに最新のテクノロジーを駆使していない炊飯器で炊くごはん、「なんじゃこりゃー!おいしいー!」となることはないけれど、普通に、ごくごく安定的にふっくらツヤツヤに炊けて、おいしいです。部品が少ないので、内蓋の取り外しが簡単でお手入れしやすいのもGood!あとはまた22年ほど耐久してくれれば言うことはないのですが、こればかりは22年経たないと・・・。