ところで、うちの家族はわたし以外全員がシチューをごはんにかけて食べる派であり、わたしはかけない派ではあるものの、かけることに異論はない。
いやむしろ、わたしもかけたって全然かまわないのだが(洗い物も減るし)、あえてかけていない。
それは、本来であればシチューとごはんとは分けて食べるものなのだということを、子どもたちに示すための最後の砦を担っているからだ。親として。特に誰からも求められていないけど。たぶん子どもたちからは特に気づかれていないけれど。
そんなわけで、先日ひとりのお昼に残り物のシチューをこっそりとごはんにかけて食べたのだけど、背徳感でむちゃくちゃおいしかった。これからはかけて食べようかな……