絵が上手くなりたいと言う欲求

れちこ
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私は人間と言うものは何かしら誰かしらと比較して、それが普通であるとか異端であるとか、優れているとか劣っているとか判断を繰り返す生き物だと思っていて、私は自分の絵のクオリティは世間の標準値より劣っていると感じるし思っているんですけれど。

「どうなったら絵が上手いってことになるの?」と割りと訊かれる。

そんなの、描き終わった時からその出来に諸手を挙げて満足出来て、自分の居る場所と自分が描くものの相性が悪くても画力って言う力技でガーッ!!っと殴る事が出来て、何より自分の作品が弱いことで描いた自分が傷付けられる事が無に近くなってくれる事なんだけど、いまいち人様に伝わらない。

「なんでそんなに絵が上手くなりたいって言うの…」と引かれている気はするけれど、絵が上手くなりたいので絵が上手くなりたいって言う。

今描いた絵を数年後に見ても恥ずかしくない安定した画力とクオリティが欲しいし。

横を見て「自分だけじゃない!」って安心すると言うのはしたくない。

「助走なしで跳び箱3段跳べたのすごいよ!!」と言うのは勿論嬉しいし褒め言葉として有り難く受け取るのだけど、私は普通に6段跳びたい。

自分の無力さにメンタル弱々のヤバだった時から1年経ち、知人の「私はあなたの絵が好きなので卑下すんなよぉ!絵を描いてくれ!」と言う言葉にありがとう!って頷けるようになったので、あとは本当に自分が納得出来る形を追い求め「絵が上手くなりたい!画力が欲しい!」と馬鹿の一つ覚えで鳴かせて欲しい。

ただ口頭で泣き喚いているだけじゃなくちゃんと努力もしているので、その努力が実を結ばないから他人から見れば努力していないのと一緒だろうけど、でも頑張っているので、私がインターネットクソ雑魚ナメクジお絵かきマンからインターネットお絵かきマンになるまで「絵が上手くなりたい!」と鳴かせて欲しい。

これは卑下自嘲ではなく向上心なので。

それはそれとして、いつも私が描くものを肯定してくれる知人には頭が上がらないくらい感謝しています。

ありがとう!!

@leticia
インターネットクソ雑魚ナメクジお絵かきマン。