
リムサ・ロミンサのあちこちで働きながら日銭を稼いでいるエレゼン族の青年。黒衣森で代々静かに暮らしている一族の出で、生粋のシェーダーである。
成人してから少しの間は家業であるムントゥイ豆の栽培などを手伝っていたトピだったが、暗くじめじめした洞窟の中で黙々と働くのがどうしても性に合わず、グリダニアに働きにでたいと家族に打ち明けたものの折り合いがつかなかったことから家出。それでも当初はグリダニアで働き口を見つけようと思っていたのだが、都市部に住むフォレスターによるシェーダー差別はトピの想像を遥かに超えており、まともな雇い主はなかなか見つからず、雇ってやると甘い言葉でシェーダーの若者に近づいては奴隷のよう扱おうとする者までいる始末で、トピは早々にグリダニアでの生活を諦め、新天地を求めて旅に出ることとなった。
森を抜けた先、ザナラーンからの船旅でリムサ・ロミンサにたどり着いたトピは、活気に満ち溢れた都市の雰囲気に魅了されて、この街で生活していくことを決意。商店や港湾を走り回っては仕事をくれそうな人間に挨拶をして顔を売り、今では毎日、商店の棚卸から港での荷解きから酒場の給仕まで、持ち前の明るい性格を武器に朝から晩まで忙しく働いている。
生まれつきシェーダーの特徴が色濃く、肌も髪も青みの強い暗い色をしている。また、早産で産まれたせいなのか、早めの成長期を迎えたせいなのか定かではないが、身長があまり伸びず体格も痩せぎすで、同年代のエレゼン族男性と比べるとかなり小柄に見えるため、しばしば少年と間違われることがある。
自分の体格や外見の幼さやを気にして落ち込むことがたまにあるが、基本的には前向きでエネルギッシュな性格。人の評価や反応を気にしがちな部分もあるが、それは『誰かにちゃんと認められたい』というトピの願望の現れである。
最近はすっかりリムサ・ロミンサでの生活にも慣れてきたトピだが、頑張って働けど未だに住むところが見つからないことに少しストレスを感じている。