今日は晴れているのに風が強い。ふと、夫に言われた「車があれば天候関係なく外に出られる」というのを思い出した。私は車を運転することを拒んでいるし、夫も一度は「妻さんは運転しない方がいい」と言った。のに、車があればなんて考えてもな…と思う。とはいえ、チラとそのことを掘り返したのは私だ。先日「人生がつまらない」と泣きわめいた後、そういう話をしたのだ。ただの思いつきだった。でも「車を買うなら店をやめる」とも思ったのでそれも話した。車は費用がとてもかかる。月商が家賃分にも満たない身としては、どちらかにしなければならないと思った。
そもそも運転免許自体取りたくなかった。車は簡単に人を殺せるからだ。不器用すぎるため、運転に自信がなかった。故郷も田舎で、茨城と同じく「車がないと生きていけない」と言われている。そのため、母が勝手に自動車学校の入学手続きを済ませてしまっていた。教習に通い7ヶ月でやっと卒業するも、バック駐車はできないままだった。
そもそも故郷で、福井で車に乗れたとして行くところそんなにある?と斜に構えていた。ない。水戸にもない。福井で会社員をしていた10年近く、車を持つことはなかった。そして今毎日クサクサしているけど、車がないことを言い訳に外に出ていないだけで、あっても大して外に出ないだろう。無駄だ。持て余す。バイクは運転していて気持ちがいいので良い乗り物だ。バイクの運転はストレス発散になることも多いので手放したくない。そもそも天気がいい日に外に出たいのは、歩きたいかバイクに乗りたいからってもある気がしてきた。
ほんと、風の音が強いなぁ。郵便だけでも出しに行こうかな。