メシが限界

licotta
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お昼ごはんの限界がきた。

いつもたまごかけごはんだ。おかずはない。味付けを工夫していた。最近だとしょうゆ、ふりかけ、オリーブオイル、のり、かつおぶしなどから2つくらい。

今日は午前中に歯医者へ向かった。帰りはローソンに寄ってみようかなと思った。シモジマとのコラボおにぎりがあるという情報を得たからだ。お昼がちょっと楽しみになった。しかし、治療中に雨が降り出し、どうにも止まず、バイクで濡れながら帰った。濡れている状態ではお店に寄るものではないし、寒いし一刻も早くと家に着いた。

濡れて身体が冷えた。しばらくヒーターに当たったあと、コタツにもぐった。時間は昼だ。たまごかけごはん…ごはんを温める元気…いや、これは「今日もたまごかけごはんを食べる元気」がない、だ。ローソンでおにぎりを買う予定が潰れてしまった。いつものごはんを食べたくなくなった。コタツから出ることができなくなった。

何となく、食パンなら焼けるかも、とコタツから這い出る。ちなみに朝はいつも食パンだ。そのときはチーズを乗せるので、味変してハチミツをかければいい。焼いている途中で、栄養に不安を感じた。器にたまごを割り入れ、牛乳少し、ハチミツをそれなりに入れる。ハチャメチャに混ぜる。半分焼けたトーストの上に塗り、さらに焼く。雑フレンチトーストの完成だ。味はまだらだけど、まあまあだった。またやるかもしれない。

夕食時、昼ごはんが限界であることを夫に話した。この話し合いの結果はまた後ほど書くとして、今日はとりあえず夕飯の焼きそばを少し残すことになった。明日の私の昼食だ。

「これに目玉焼きでもちょっと乗せれば、」夫が焼きそばをタッパーに詰めながら言う。

「それ!それができないの!」

できないのだ。

私はフライパンで目玉焼きを作ることは可能だ。ただ、それができないのだ。しかし、「器に油を敷いて、たまごを割り入れ、電子レンジで温めて雑目玉焼きを作ること」ならできる。

どうやら、フライパン、包丁まな板、鍋など『調理器具』を使うハードルが高い。使えないわけではない。私は平日はお味噌汁係として、夕食用のお味噌汁をこれらを用いて作っている。ただ、自分一人で「やるぞ!」となるかと言うと、腰が重い。

私くらいのレベル帯で「料理が苦手」な人はそれなりにいるよね?という問いかけで終わりたいんだけど、いかがだろう。オチが弱い。何かあればできるし、何もなければできない。できないの振れ幅が大きい。そんな人間。わりと生きづらい。せめてコンビニで何か買うくらいもっと簡単にできれば違うのかな。これは今どうにかできることではない。それで話し合った結果は今度書くってさっき言ったので、やっぱり今日はこの辺で。おやすみなさい。