誰といても居場所がないと感じる人、社会的に成功したり作品が認められていてもどこか虚しく消えちゃいたい人、何もかも面倒くさくて死んじゃいたい人、死んじゃった人。生きていていいって、言われたことがない。
普通に「生きていていい」なんて言葉を使うことなんてない。でも、その言葉がいらなくても生きていけるのが健康な精神を持っている人だ。でも、この人は「生きていていい」って言葉が必要だ、なんていちいち判断しない。生きているのが当たり前な人と、生きているのがつらい人の隔たりは深い。
でも、「生きていていい」って言われるまで、ずっとつらい。生きていていいと認められただけで楽になる。その瞬間が訪れる人はほんのひと握りなんだろう。
じゃなきゃ、こんなに生きづらい人たちが目につくことなんてない。
なんて。
インターネットだから目につくんだけどね！！！！！
ネットなぞ見ない後輩に「えっ、死にたいとか思うことあるんですか…？」と言われたときの衝撃！！！！！
私は救われた人間なので今は希死念慮がないけど、それがなかったら今もとても生きた心地がしないような生活をしていたか、もう死んでいたかもしれない。
自殺した人の話を聞くたびに、近くに自分の存在を認めてくれる人がいなかったのかな、と悲しくなる。それは確実にいるのだけど、実際に伝えてもらって、それを受け取れるようなやりとりなんて行われていない。
どう締めていいのかわからなくなってしまった。幼い頃のつらいことを思い出していたタイミングで漫画家さんが亡くなったニュースを聞いて、何も言わずにはいられなくなってしまった。