ブックカフェをやる夢

licotta
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公開:2024/9/21

今日の一般営業のお客さまは1組。以前も来てくれた方たちで、買取の本も持ってきてくれた。そしてまたあった…読みたかった本が…柚木麻子のBUTTERっていうんですけど。以前買い取ったことがあって、その時はすぐ売れてしまい、読みたいなぁ読んでおけばよかったなぁと想いが募っていたところだった。ありがたい。


こんな夢を見た。

仕事をしていて、昼休みを外で取っていた。自分の店(外観は今と全く違う、オシャレな雑貨屋風)に戻ろうとすると、女子高生2人が楽しそうに入店していった。こんな光景が見れるようになるなんてなぁ、としみじみ幸せになった。

ところが、店に戻ってみるとお客で溢れかえっていた。みんな注文を待っている。店員は右往左往しているだけ。店内は徐々にテーブル席の数が増えていき、本棚はどんどん隅に追いやられていく。私は皿洗いにまわるが、経営者の自分がやることじゃないなと店員を呼ぶ。私がやらなきゃいけないことは、この惨状を改善することだった─

一旦惨状を何とかしたいなら皿洗いしとけ。

と起きてから思ったが、夢の中の私はとにかく「テーブル席を減らして、ここに本を置いて…」と考え始めていた。お店をマネジメントだかプロデュースだかしてくれたやり手風のおじさんがいて「ちょっと話があるんですけどぉ!?」とドツいていた。お客はみんなお店に入ったら速攻で席に着く。食べたら帰る。誰も本棚を見ていない。私がやりたいのは本屋なのだ…こんなことを望んじゃいないんだ…


ここ数日、SNSのあちこちでブックカフェについて話している人がいて「ほーんまあそうねぇ」くらいにしか思っていなかった。まさか夢に見るとは。

千葉にいたときに、「ブックカフェみたいなのがあるといいんですけど…」と言う人が何人かいた。私もそれは考えなかったわけではないけど、基本的に給仕ができないので切り捨て、「とりあえず本に集中しよう」と今の形態になったのだった。のちに給仕大好きな男子(夫)と出会い、またその目論見が頭角を現したのだけど、夫はとにかく「お金が絡むと緊張して完璧を目指しちゃうから自分が潰れちゃうので駄目」の一点張りだった。才能がもったいない!と当時は本当に惜しいと思っていたが、今はその方向はちっとも考えていない。才能云々以前に、独りよがりの考えだと気づいたからだ。

眠くなってきたのでオチをつけなくてもいいですか。関係ないのだけど、今日は夫に「1分1秒常に感謝しているよ」と伝えたことをメモしておく。