
ふたを取る前に写真を撮ればよかった。
赤いきつね、炎上していたのをふーんと見ていたのだが、「そういえばどん兵衛ばかりで赤いきつねは食べたことがなかったな」とふと思った。両方同じようなものだと勘違いしていた時期もあったが、パッケージは緑のものしか食べたことがないので赤いきつねを食べていないのは確実だ。
このタイミングで、ドラッグストアの入り口に緑のたぬきとともに安く投げ売りされているのを見かけた。食べたことがないと夫に伝え、二人分購入。その日の夜ごはんになった。
どん兵衛と比べた感想を申し上げたいと思ったが、最後に食べたのは何年前か分からず、もしかすると10年近く経っているかもしれない。それまでにどん兵衛も進化しているだろうし、そもそも西のどん兵衛しか食べたことがない。西のどん兵衛と東の赤いきつね、そもそも比べるものじゃないかもしれないし、色々間違っていたら申し訳ない。
開けたときの見た目は、どん兵衛とほぼ一緒だなという印象だった。カップヌードルと同じようなたまごの具があるなというくらいか。湯を入れて5分待つ。
まずスープをいただく。やさしい味だ、と思った。東のうどんのスープは濃いものだと勝手に思っていた。とても飲みやすく、最終的にほとんど飲み干してしまった。ちなみに私はこの手の食べ物でスープを飲み干すことはほとんどない。
麺はどん兵衛とあまり味や舌触りの違いがないように思えた。懐かしさすらある。
そしてメイン(?)の油揚げ。これは…甘い!どん兵衛より甘い!気がする。とにかく、味が違うのは明確だった。どっちが好きかは判断できず、どちらもおいしいなと感じた。
ただ、麺をすすりつつ油揚げもかじっていくのだけど、最後の方だと油揚げの味がほとんど抜けていたのが気になった。どん兵衛でこの気分は味わわなかった気がする。味わわないって日本語合ってる?
とにかく、赤いきつねを食べるという実績を解除したので満足することができた。

昨日。
「関西風が売ってたよ〜」と夫が買ってきてくれた。普通に売ってるんだ。やはりスープが明確に違うのだろうか。楽しみだ。