カリフワサクモチでおいしかった!
結婚する前、私たちは毎晩通話をしていた。3年前のこの時期、夫当時彼は毎日「ピエッ…ピエッ…」とばかり言っていた。
(ピエ・・・マカロン生地の真ん中のビロビロしている部分)
ピエが綺麗にできているのが、マカロン成功の証らしい。他にも焼きがちょっと足りないとベタついたままだったり、ちょっと焼きすぎるときつね色になってしまったりで上手く焼くのが難しいらしい。夫当時彼は、仕事がある日も毎日マカロンを焼いて、バレンタインあたりに会うときにプレゼントしてくれた。努力と涙とピエッ…の結晶だった。
今日は「もうしばらく作らない!」とか発狂しながら制作していたので、どう作ってるのかチラチラ見ていた。ベタついたり、きつね色になったり、ちょっと割れちゃったりしているものの中からきれいなのを選び、2つのマカロン生地の大きさがピタッとなるものを選んでいく。慎重にクリームを挟むが、その途中で生地が割れたものもあった。写真のものは、本当に勝ち残ったマカロンなのだ。
「マカロンは技術のお菓子なんだよね」
「お菓子作りは化学の実験て言われてるけど、材料通りにつくればいいわけじゃないんだよね。小技とか経験が必要」
夫が今なんか言ってたから書き留めてみた。そういうことらしい。私は化学の実験は好きだったけど、お菓子作りはほとほとしない。大変じゃない?食べるの大好き!そういえば失敗したのをつまんでいたら「成功したの食べて!」と言われて取り上げられた。でも、こういうのつまむの好きなんだよなぁ。あと「マカロン上手く作れる人アドバイスください」とも言っていたので、ココ見ていたらよろしくお願いします。