直母をお休みし始めたのが土曜、以降は搾乳しているものの、だんだん取れる量が減ってきていたので卒乳も視野に入れていた。でもそれも、ちょっと寂しい。今回の産後ケアでは授乳を教えてもらうことにした。
昨日の到着後お昼前、1回目。赤子が大きな口を開けたタイミングで、自分から身体を寄せるのではなく胸に赤子を突っ込むというのを習った。お手本ではかなり勢いよく押し付けていて、しかも口を開けた瞬間素早くしないとなので難しいぞと思った。何度か試してようやく上手く口に入った。
久しぶりでも、こんなに当たり前のように吸ってくれるんだとじんわりきた。初めて授乳したときのことを思い出す。何も教えなくても、当然のように母乳を飲んでくれるんだなという感動。こうして大人しく吸ってくれているときは、とても穏やかな時間で心が安らぐ。
2回目も同じ看護師さんが来てくれて復習、3回目は別の人だったけど、やっぱり無理やり頭を突っ込ませていた。これがキモなのか。寝起き即ギャン泣きだったり、泣いていなくても咥えるのを何度か失敗するとギャン泣きなのだが、そういうときはミルクを少し吸わせて落ち着かせるといいと習った。これは大変有益な情報だ。
以降、一晩娘を預かってもらっていたが、11時にナースコールが入り「おなかが空いているみたいなので授乳お願いしてもいいですか」と言われた。返事をして、連れてきた方に「自信ないんで見ていてもらえますか」と尋ねると、専門ではなかったらしく「看護師さん呼んできますね」と去っていった。娘はすでにギャン泣き。来てくれるまで待つのもな、と授乳の準備をして抱きかかえた。泣きが少しグズる程度に収まる。頭を近づけてみると、何度かかかったが咥えてくれた。
たまたま上手くいったのかも、くらいで特段思うこともなかったが、「ありがとうね」とか声をかけているうちにじんわり泣きそうになった。平和な時間だ。10分経ちそうになったところで「遅くなってごめんなさい!」と看護師さんが来てくれた。ちょうど逆の胸に咥えさせるタイミングだったので見ていてもらった。少し手間取ったものの、さっきより早く咥えることができた。よかった、と頭をなでる。娘は疲れたのか、ある程度吸ったら離して寝てしまった。せっかくなのでしばらく一緒にいたいなという気持ちがあったが、そろそろ昼食の時間、シャワーも浴びたいのでまた預かってもらうことになった。
授乳の時間というものが、自分にとって大事な時間だなと気づいた。うまくいけば、うまくいけばだけど…毎回がんばらず、できそうなときだけやっていこうか。搾乳しつつ。搾乳は取れたらそのまま器具ごと冷蔵庫に入れておいて、次の搾乳に足していい、搾乳器は毎回洗わなくていいということだった。…ほんまか???だったら随分楽になる。ちまちま取るより、まとまった量をあげられた方が効率がいいし。
昨日、寂しいなぁ暇だなぁと言っていたが、たまっていたちいかわやコウペンちゃんのアニメを見ているうちに娘のことが頭から抜けていることに気づいた。それは「本来の自分」だった。辺りを見渡す。一人だ。よく病室で時間を潰していた自分。もしかして、もうこんな時間は二度と訪れないのでは、と思った。自分の人生一人でいる時間がとても長く当たり前だったのが、一瞬でこんなに貴重なものになるなんて。夜が明けると「子どもを産んだこと、娘の存在は幻だったんだろうか」とも思えてきた。本気でそう思ったわけではないが、そのくらい元の自分に戻った感覚だった。でも11時に連れてきてもらったとき、ギャン泣き状態であってもまた娘の姿を見れたことがとても嬉しかった。
最近Twitterでひたすらティファのイラストや、ニンダイの影響でエターニアのイラストがやたら流れてくるのを見ていたらお絵かき欲がわいてきた。すっっっごく久しぶりな感情だ。一昨年あたりはちまちまミリオンライブの絵を描いていたけど、去年はアチャモを描く練習くらいしかしていなかった気がする。自分が楽しくたくさん描いていたコンテンツに触れるのって刺激になるんだな。おうちに帰ったらまた創作意欲なんて消え失せてお絵かきは叶わなそうだけど…ほんと、貴重な時間を過ごさせてもらった。