うちの店が予約制であることについて

licotta
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他では言っていないが、マストドンには理由を書いたことがある。「病気がちで常に店にいることが難しいこと」「結婚して水戸に来たばかりなので、土日には2人であちこち行ってみたいから」後者はすでに水戸を知り尽くしたわけではないものの、もういいかな、となった。ので、家でダラダラしているのはもったいない気候の日を見て『一般営業』をすることになった。予約なしでお店を開ける日だ。2月に3回、3月はイベントが多かったのでパスして4月は今日が初めてだ。月末の3連休のうちも1日はやりたい。そう思っていた。

でも今日は疲れてしまった。人と長い時間接するのは、自分の身体によくない。お客さんが長居しても本を見ていてくれればそんなに疲れないけれども(緊張はする)お客さんのお話が始まってしまい、それが長引くと精神がゴリゴリ削れていってしまう。自分の病気的に、毒となる事象だ。

この件に関しているかいないかはお察しいただければと思うが、「なぜ男性1人の予約を受け付けていないのですか」という質問をされた。お店のサイトの予約ページの入り口ににそう書いている。「男性が怖いからです」と答えた。

千葉でお店をやっていた時の経験なんだけど、差し入れを持って来られること、長時間一方的に喋って少ししか買っていかないこと、逆に何も言わずに入店して数十分居て何も言わず買わずに黙って去っていくことを挙げた。狭い店に自分のような女1人でやっているうえで、こんなに恐怖なことはない。そしておそらく、男性たちは無自覚だ。男性で純粋に『お客さん』といえる人は、1割いただろうか。わたしにとっての純粋なお客さんは、純粋にうちのお店を楽しんでくれる人だ。「女性でも変なお客さんはいますか」という質問には「もちろん」と答えるしかない。人間だもの。狂気でいうとそちらの方がヤバいこともあったが、ほんの一握りだし自分の身に危険を感じるようなことはなかった。

そんなわけで、せっかく始めた一般営業だけど、次回未定でしばらく行わないことにしようと思っている。公開のお気持ちは明日あたりnoteに書く予定だ。暑くなる時期までは続けたかったなぁ。7月には入院するし。それも記載しよう。来れるときに来てほしい。お客さんにも自分にとっても。

夫が通販で買ってた謎ケーキ。チョコでコーティングされている中を割るとふわふわメレンゲが詰まっていた。甘いものは疲れに効く。