映画「カラオケ行こ!」

感想など
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原作を以前読んだことがあり、話題になってたので観てきました。面白かった〜!

「カラオケ行こ!」がそもそも歌/合唱を扱った作品なので、映像化映えするだろうなという予想はあったものの、一本の「映画」に翻訳するにあたって行われていた足し算と引き算の塩梅が絶妙すぎたな……。

視聴後本屋に駆け込んだけど、あいにく原作は売り切れており、更新Twitterの無料公開分だけ確認したんですけど導入、カラオケ大会の説明の件でもうすでに「映像(映画)」としての見せ方がうまい……としか言いようがない。そういった脚本の妙に加え、一発目の「紅」歌唱シーンでの鏡や、曲の提案を経ていろんな曲を試すシーンへ移る時のカメラワーク等、演出の技巧がはまってて本当にすごかった……。

それから、今日はずっと合唱を続けてるともだちと一緒に観に行ったんですけど、視聴後「“中学校”の“合唱部”がリアルだった……」という話もした。(私も中学は合唱部だったので……)「中学生」だった。「青春」になりきれない感じが絶妙に現実だった……。(あとそのともだちはコーチの先生の指揮のレベルはまあまあだったから、作中で産休育休中の先生の力も大きかったんだろうなという感覚もリアルだった」とも言ってた。わかる……うまい人の指揮はまじで歌いやすいから……)

タイミングの関係もあったんだろうけど、なんか小さめのシアターでそこそこ人がいたのでぎゅっとなってたんですけど傘のシーンでふわっと笑いがおきたりしてそれもまた良かった。良い映画鑑賞体験でした。

@lights
ひとこと読書日記みたいなもの。気負わずやります。よしなに。