正月に全巻無料公開か〜集英社太っ腹だな〜と思って軽い気持ちで読み始めたらすごすぎて正月がかなりしっかりめに溶けた。二周目をしてる時「これが実写映画化するってもしかしてかなりアツいのでは…!?」ということに思い当たり、映画も観に行った。よかった。
単行本31冊分の漫画をだいたい2時間前後の映画にするにあたって、まず「どこまでやるか」OR「どこを切り取るか」という問題とぶち当たると思うんですけど、この映画、「あ〜そういうまとめ方ね〜」になってから怒涛の加点があった。ビビる。映画化、そして映画としての構成がうまい……。
めちゃくちゃ贅沢な原作宣伝プロモーションだったな〜という感じは正直ありつつも、まじで贅沢だし満足感はちゃんとある。
現代技術ってすげえな……にもなるけど俳優さんってすげえな……にもまじでなる。ほんとに寒そうだった……。
特徴的なキャラデザの実写化への落とし込み方とかもかなり良かったな〜。
群像劇としての「ゴールデンカムイ」の側面もよく出てた……。映画「ゴールデンカムイ」は映画化の構成がうまい!になる映画なんですけど、改めて「ゴールデンカムイ」のそもそもの構成のうまさもしみじみと実感できた……。「ゴールデンカムイ」、本当に本当にすごい……。