漫画最終巻まで読みました。面白かった~~!
この作品、序盤は「モンスターは食べたらどんな味がするのか?」とか「実在するならその生態はどうあるべきなのか?」とか、「空想科学読本」的な面白さを強めに感じていたのですが、中盤以降に世界観が一層深まり、シリアス度が増すにつれて、明らかにその面白さは変質していったように思います。にも関わらず、ずっと「食」と「欲」の話であることは一貫していて、それが最後にかけてキレイに着地していったもんだからスタンディングオベーションですわもう。お腹いっぱいです(しかし人間なのでまた腹は減る)。
あとあまり九井先生にそういうイメージは無かったんですが、すごい上手くなったというか、宗教画か??!?ってくらいの気迫の絵が要所要所にあって圧倒されてしまった。
今度はアニメ版の方で、改めて最初から堪能することにします。