ワクワクすることは、ふとした瞬間に始まる。
プロジェクトNが今週月曜日から発足した。きょうで4日目とは思えないスピードで動いている。
きっかけはひょんなことだった。Yちゃんとの何気ない会話で、いま実際にとても困っていることが、じぶんでも長年やりたいと思っていたことと見事に合致していた。
なんとなく妄想で描いていた、「XX（ある条件）したら、XXしたい」「いつかXXしたい」が急に現実として目の前に差し出された感覚。
こんなに胸が、心が躍るのが久しぶりすぎた。6年前に前の会社で入社前に参加したビジョン合宿や新しくプロダクトをつくったとき、5年前の夫の展示会を企画したとき、くらいワクワクしている。原美術館の結婚式を企画してたときよりもワクワクしてる。おそらく、「こんな世界が世の中にあるんだ！つくるって楽しい！生きるって楽しい！」って気づかせてくれる経験だから。
これまでアートプロジェクトでどうしてもエネルギーが出ないこと、概念やコンセプトは思考を重ねて磨き上げたものの、どうしても行動にあまりつながらないことにやきもきしていたのだけど。心にふたをしないで自然に身を任せて生きてたら、いつかはこうやってたどりつくんだなって気づけた。
Yちゃんにはいつもじぶんの見えないどこかにあるスイッチを押してもらっている。月曜には別件で相談にのってもらい、「私がほしいものをつくる」という結論になったのだけど、まさか全然違う話でプロジェクトになるとは。これまでのふさぎこんでた不安や恐怖が一気に吹き飛んで、前しか見ないで行動できているじぶんに驚く。スイッチを押してもらうって、こういうことかと全身で感じている。
「Lisaの中で大事にしたいことは、"みんなで一緒につくり続けていくこと"だよね」
「最高に楽しい！って思えることを最上位に置くこと。大切な人の夢をじぶんの力で叶えること、結果的にそのプロセスの中でじぶんの夢もかなっていく。"私の楽しい！に付き合ってよ〜"ってわがままなスタンスが大事。その中で"あなたの楽しいに付き合わせて〜"も出てくるから」
「Lisaのアートの原体験は"じぶんの人生を前に進めてくれるもの"。大切な人の大切にしたいものを世に出して問うことがしたいのでは。空間で大切な人同士が関わっていること自体がハッピー。盛大なおせっかいで未来が訪れる。」
「周りに困ってる友達がいて、一緒にやってほしいって声かけられたら嬉しいよね？ビジョンや夢が叶えられるチームであれば、経済性は二の次だよ」
Sさんが授けてくれた言葉がどんどん現実になっていく。
このプロジェクトがどんな道のりを歩み、どんな終着点につくかはまだ想像できない。けど、大好きな人たちと最高に楽しい！って思えることに取り組むこのワクワクする気持ちは何よりも大切にしたい。