まずは、一連のX(旧ツイッター)ポスト(旧ツイート)から。
早速、わたしも確認したけれど、まだ若いとはいえ、選挙そのものを全然知らない大人がいたのに絶句。
いや、投票自体、一体どんなものか知らない大人は、意外と多いかもしれない。
中には、前述の若者のように、選挙権がありながら、長年、一度も選挙に行ったことがないまま、老年期を迎えた大人もいるのでは?
何せ、日本の選挙は、投票率が半数以上超えれば「凄い!」「御の字」と報道されるのが現状だから。
もちろん、そんな日本の将来に強い危機感を募らせ、政治への関心を高めるために、数年前から地道に選挙への呼びかけを続けている政党も、ごく僅かながら存在する。
ただ、「寝た子を起こすな!」的な富裕層中心の政党が、政治の中枢を動かし、平成の30年間で日本を衰退、壊滅させたのも事実。
今から数十年前のこと。
身分証明書及び印鑑持参の宣誓書に加え、管理者の目の前で、当日投票できない理由を、やたら詳しく書かされた。
候補者を記入した投票用紙は、内封筒に入れて封印し、その内封筒を、今度は外封筒に入れて封印して、立会人が見守る中、その外封筒を投票箱に投函。
しかも、当時は役所が開いている平日の日中だけ。
これが昔の「不在者投票」。
奇しくも、それがわたしにとって「人生、初めての投票」。
だから、現在の期日前投票は、言葉は悪いけれど「屁の河童」みたいなもの。
今や宣誓書なんて名ばかり。
自治体毎で用意した紙切れに、住所と名前をサッと書くだけ。
あとは、当日と同じく、候補者名や政党名を投票用紙に記入すれば終了。
もちろん、うっかり入場券を捨てても、忘れても、失くしても全然OK!
だから、「選挙に興味ないから自分で調べない、そもそも選挙なんてめんどくさい、かったるい」と言う奴よ、甘ったれるな!と思うよ。
マジで。