昨今、日本では憲法の改憲草案について議論されているけれど、その前に「共同親権に反対!いっそのこと、親権を廃止しろ!」と声を大にして言いたい。
このあまりにも悪質過ぎる法律(民法)のせいで、一体どれだけ、親からの虐待に苦しむ子どもたちが泣かされ、命を落としたか…
特に毒親の元に生まれた18歳未満の子どもにとって、親権は「生き地獄」以外の何物でもない。
詳細はここでは割愛するけれど、親権を一言でいうと、【18歳未満の子どもは「親の奴隷」】と制定されているようなもの。
一例を挙げると、子どもが親からの虐待に耐え切れず、家出して安心安全な場所に逃げても、その場所に住む親切な大人(親権を持たない第三者)が、何と「未成年者略奪誘拐(未遂)罪」で逮捕される。
しかも、誘拐罪はかなりの重罪なので、実際はただ親の虐待から子どもを保護し、善意で助けただけなのに、親権故に、何と数十年の実刑判決を食らう。
弱い子どもを助ける「正義の味方」が、なぜか「極悪人」と化してしまうヘンな国、ニッポン。
逆に、親は例えどんなに育児を放棄しても、躾という名の酷過ぎる虐待をしても、親権者である以上、子どもという奴隷を扱う「王様」「女王様」として、堂々と威張っていられる。
元々、日本は伝統的に子ども(の人権)を大切にしない国。
「これができればいい子」「これができないから悪い子」といった、賞罰型の愛情が親から注がれ、子ども自身の個性や考え方は後回し。
要するに、子どもは一人の人間としての人権が一切認められていない。
日本が年々、少子化が加速するのも頷ける。
わたしには子どもがいないけれど、仮にいたとしても、こんな非情な国で子育てなんかしたくないわ!
日本のあまりにも遅れている子ども政策は、今やユニセフからも失笑されているぞ!!!