昨日、久しぶりに実写の映画を再鑑賞した。
それは『ビフォア・サンライズ』という映画で、イーサン・ホークとジュリー・デルピーの2人が出ずっぱりのアメリカ映画なのだけど、きっとこの映画を観たことのない大半の人は「ああ、90年代によくあった美男美女の恋愛映画ね」みたいな先入観を持っているのではなかろうか。何しろ、当時の邦題は「恋人までの距離(ルビ・ディスタンス)」である。恋人までのディスタンスと言われても…。
観るまでは、自分もそんな感じで敬遠していたように思う。まさかこの映画が、自分の中でオール・タイム・ベスト上位に入ってくるような、いや、そんな言い方もあまりしたくなくて、生涯においてただただ「大切な1本」になるとは、思ってもいなかった。でもわたしは(ずっと昔のことだけど)この映画を明け方に観て、文字通り「ぶっとばされて」しまったのだった。
『ビフォア・サンライズ』という映画の何がそんなに凄かったのか? それについてはまた次回(たぶん…。)