Vivaldiを試した感想

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公開:2023/11/23

私用メインブラウザをOperaからVivaldiに乗り変えてみた。

今までの私用ブラウザは、windowsにあったというだけでEdgeを使い、やっぱり使いにくいということでOperaにし、今回Vivaldiに乗り変えることにした。理由は、一つのブラウザでいくつものアカウント管理やパスワードマネージャーを使っているので、ちょっとでも安心できるものを選んだ方が良くない?と思い始めたこと。それと今居る場所周辺の店舗の広告が出るのが嫌になったからだ。やっぱりなんか気持ち悪い。ということでプライバシー重視系のブラウザを試してみようと思った。

とりあえず始めようと思ったのがVivaldi。他にも候補はあったが、firefoxはmisskeyと相性が悪く、braveは暗号資産云々が好みじゃない。トラッキングしない、広告収益を得ない、ユーザーの意見を積極的に聞くというポリシー的にもVivaldiにしようと決めた。

そもそも何故Edgeの乗り換えでOperaにしたかはそのうち記事にするとして、OperaとVivaldiの比較とそれぞれの感想を書いてみる。

まず大きいのはカスタマイズ性。Vivaldiはゴリゴリいじれるがその分設定画面がガチャガチャしている気がする。オンオフで何が変わるのか説明不足なところも多い。Operaはそのへんすっきり見やすい。これは完全にどっちが好きかだろう。加えて機能性もVivaldiの方が強いが、拡張機能がある以上そこまで変わらないかも。

プライバシー性で言えばVivaldiの方が圧倒的に安全である。Operaは……買収会社がね……。Vivaldiの同期用アカウントは二重パスワードが設定できるのもいい。

これはあくまで自分の環境でだが、Vivaldiの方が重い。CPUやメモリの消費は気になる程差はなさそうに見えるが、Vivaldiの方が遅い。設定の問題かもしれない。PCもandroidもOperaよりVivaldiが遅い。

android版で比較する。背景色を黒・文字を白にするダークモードはどちらでも使えるが、Vivaldiはサイト別でオンオフができる(めちゃくちゃ助かる)。どちらにも広告&トラッカーブロック機能があるが、Vivaldiは複数の種類からどのブロックを購読するか選べる。正直違いはよくわからないが、ブロックされないものがあってもここをいじるとブロックできるようになる……かな? Operaの方にはデータ圧縮モードがあり、オンにするとページ表示は遅くなるがデータ通信量を減らせる。オンにするとモバイル通信下では安心できる。OperaのパスワードマネージャーにはPINロックがあり入力しないと見られないが、VivaldiのパスワードマネージャーではサイトとID(やメールアドレス)はそのまま見え、PINロックがあるのはパスワードだけ。

ざっと並べてみた。とりあえずはこんなところ。とはいえまだ使いこなせるほど使っていないので評価が変わるかもしれない。あまりこの二つを比較している記事がなく、ちょうど良いので書き散らし。