今日は天神の映画館にアラベール・ラモリスの『赤い風船』『白い馬』『小さなロバ、ビム』を観にいった。4Kリマスターのトレーラーを見た瞬間から「絶対好きなやつだ!」と思っていたので楽しみにしていた。観に行って良かった。
70年前くらいの映画だから今の感覚で観ると「動物の扱いが雑!!」とか「子供にそんな危ない撮影を!?」みたいなのはもちろんあるんだけど、童話のようなシンプルな筋立ても夢のように美しい映像も良かった。フランス映画って難解なイメージがあったんだけど、ラモリスの映画は絵本みたいだ。3本ともラストシーンが忘れ難いな。赤い風船は感嘆し、白い馬は呆然とし、ビムは泣いた。どれも良かったけどビムが特に好きだったかな。前に『秘密の花園』を読んだときもそうだったんだけど、歳をとったからか子供たちの和解、友情、勇気、未来への希望みたいなのを見るとめちゃくちゃ泣いてしまう。『小さなロバ、ビム』ってそういう話で好きだった。ロバも可愛かった。
ラモリスの映画は今日観た3本以外にあと2本上映されてて、木曜日にも別のやつを観にいくつもり。できれば期間中に全部観たい。