ここ2日ほど予定がなかったので本を読んで過ごした。最近何を読めばいいかわからなくなって迷走していたんだけど、Twitter(X)で『英米文学のわからない言葉』という翻訳家の金原先生のエッセイを見かけて、急に買って一気に読んだ。ここ数年、手に取る本がだいたいイギリスかアメリカの小説だから翻訳家の方のエッセイが面白く読めて嬉しい。昔は国内の小説ばかり読んでいたが、ラヴクラフトを読むようになってから翻訳小説を読むハードルがかなり下がった。
本を読むスイッチが入ったので今年のうちに読みたいと思っていたアンディ・ウィアーの『火星の人』にも手をつけた。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のとき同様驚くほど読みやすい。ウィアーはすごい。翻訳の小野田先生もすごい。
それにしても改めてうちには本が多すぎる。大掃除の三文字が頭にちらつく時期だが、本の冊数に対して収納が圧倒的に足りていないので片付けようがない。家の人にクリスマスプレゼントは何がほしいかと聞かれてムーミンの全巻セットがほしいと言っていたが、本を増やす前にまず本棚ではないだろうか。ムーミン全集はほしいけど。