ネットへの立ち向かい方

Luminus
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これは持論であり、それ以上でもそれ以下でもない。

TL;DR

テキスト読むのめんどくせーって人への要約

  • コミニュケーションを取るときに、相手を理解していると思わないこと

  • 自分が得た情報や知識は、ほぼ全てが自分の知りたい情報の関連でしかないと理解すること

  • 適した場所やサービスを知り、活用すること

  • 心に余裕がなかったら、一旦ROMること

利便性とは諸刃の剣ではないか?

現実では出会うために物理的な距離や社会的立場といった数々の高いハードルを超える必要がある。その壁を取り払うことで、利便性を向上させたのがネットだ。

ハードルが下がり、SNSや配信サイトなどであっという間にコミニュケーションが取れる。

だが、これは実際メチャクチャに難しいことを要求されている。

コミニュケーションとは、理解と協調を目指すためのプロセスであって、結果ではない。さらにその道具や素材となるのが相手の情報だが、その情報の多くはネットで得た情報を手にしているだろう。

ネットで得た情報というものは、信憑性を確かめるには膨大なリソースの消費が必要となる。

そして、現代では手間や時間といったリソースを時間がないから「重い」と称し、それを嫌い避けて通る風習がよくないのではないかという問題が往々として世に出ている。

その風習が正しいか否かはさておき、実際問題すべての情報の裏をとるのは不可能だ。

この不完全な情報のせいで、自分がコミニュケーションを試みる相手から見るとナイフにだって見えることもある。

自分の持っている情報を見極める力と慎重さが必要なのだ。

あらゆるモノにはそれぞれ役割がある

X(Twitter)では今日も多くの人々が議論をしている。しかし、Xは議論に用いるにしては機能が備わっていないのだ。

厳しい文字数制限、匿名可能なサービスであること。そもそもTwitterという名は小鳥のさえずりから取られた名称であり、コンセプトでもある。

鳥のさえずりでは議論しないように、西洋の大剣を用いてまな板上の魚は切らないし、屋台の射的で大砲は用いない。

Xユーザーの多くは、交流を求めてXへと物事や誰かの情報を求めに来ているのだ。

議論や質問をするのであれば、下記のような議論や質問を主としたサービス(Quora)などを用いるのが健全なやりとりに成りやすい。

すべてを思うがままにSNSに投下するのではなく、自分のやりことに合わせて、適切なサービスを利用することが建設的だ。

深呼吸することの大切さ

ネットの世界で何かを探して見つけた時、誰かにメッセージを送るとき、何かを発信するとき。

感情のままに、流れのままに決定づけるのではなく。

深呼吸して、自分を見つめ直してみよう。

@luminus
Web Developer & 雑種系ゲーマー、仕事はフロントエンド、好きなゲームはアークナイツ、趣味はサウンドトラック集め