2025年遊んだゲーム feat. Fediverse

lyslium
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公開:2025/12/8

☆こちらはFediverse Advent Calendar 2025の9日目の記事です。☆

こんにちは、lysliumです。今年もアドベントカレンダーの季節がやってきましたね!

2025年、私は継続的にゲームをプレイする1年でした。昨年と同様、これまでのポストを添えつつ、今年遊んだゲームの感想を述べていきたいと思います。褒めもあるし不満点もある。

Fediverseにこんなユーザーもいるんだな〜と、お気軽に読んで頂ければ幸いです!


十三機兵防衛圏

言わずと知れたヴァニラウェア×アトラスの名作シミュレーションアドベンチャー。元々、ほんわかしたキャラクタービジュアルに対し、機兵と呼ばれるロボットを操作するという剛柔併せ持ったゲームデザインに惹かれて購入したのですが、評判通り非常に面白いゲームでした! 序盤の想像と全く異なる展開の物語に何度驚かされたことか。様々なキャラクターのアドベンチャーパートを少しずつプレイすることにより、点と点が繋がり徐々に明かされていく世界の全貌――散りばめられた80年代ジュブナイル作品へのオマージュにも、ちょっとニヤリとしながら楽しめるシナリオでした。昔懐かしのジュブナイルミステリ・SFが好きな方にはぜひプレイしてほしい。シミュレーションに慣れていない方でも、ステージごとに難易度を選択できるので、十分にクリアできると思います。

難点を言えば、私はNintendo Switch版をプレイしたのですが、戦闘が非常に激しくなる終盤は処理落ちが起きていたこと……。これはゲーム機側の問題かと思うので、PS4またはSwitch2で遊ぶことをオススメします。

スクショしてなかった……

都市伝説解体センター

今年もっとも話題になったアドベンチャーゲームといえば、本作ではないでしょうか。元々Indie Worldでの紹介映像に惹かれ、発売を楽しみにしていたゲームでしたが、発売後私の想像以上に「バズ」を起こしてびっくりしました。システムやシナリオに難はあれど、色数の抑えられたドット絵で描かれるキャラクターや背景、イベントスチルなどの出来は非常に良かったと思います。一定のおもしろさはあった。好き嫌いは分かれる作品ですが、話題になったゲームとして、一度プレイする価値はあるかな〜と思っています。

なお、私の友人で、普段RPGを主に遊んでおりアドベンチャーには触れてこなかった人が名作「パラノマサイト」に感銘を受けた後、本作をプレイして複雑な感情を得ていました。友人よりはアドベンチャーに慣れ親しんでいる私自身も、パラノマサイトとは比較できないかなと感じています。ご参考までに。

SNS描写も話題になった作品である

ファイアーエムブレム風花雪月

なんと一年のほぼ半分!遊んでいたゲームです。従前から評判の良さはたびたび耳にしており、セール時に購入していたものの、プレイ済みの知人からは「200時間はかかるよ」と言われ、腰が重くなり数年単位で積んでいたゲーム。元より2025年の目標の一つが積みゲーを減らす!だったので、ようやく腰を上げてプレイした、ら、この模様。細部まで練り込まれた世界観やキャラクターに痺れ、夢中になり、なんと400時間以上遊んでいます……。私はコーエーテクモのアンジェリークや金色のコルダといったネオロマンスシリーズのファンなのですが、本作もシナリオ制作にコーエーテクモが関わっているとのことで(購入のきっかけにもなりました)、さもありなんということでしょうか。

級長のビジュアルの好みから、黒鷲→金鹿→青獅子とプレイして行ったのですが、結果的にこの順で良かったなと思いつつ、もし逆順で遊んでいれば全く違う印象になっただろうなとも感じるので、可能ならば記憶を消してまた遊びたいゲームです。難点としては、周回ごとに士官学校編(第一部)がたるく、やや面倒になってくるところ……。難易度を変えたり特殊なキャラクター育成を試したりしてみましたが、やっぱり何度も繰り返す作業になってしまうのは否めない。ロードの長さも辛かったです。とはいえ、その面倒くささを超えられる面白さは十分にありました。無双もちょこちょこプレイ中。万紫千紅も楽しみです。

なんだかんだ1番好きな台詞かも

和階堂真の事件簿1〜3

春夏じゅうFE風花雪月を遊んでいましたが、ところどころ短編ゲームも挟んでいました。「都市伝説解体センター」の墓場文庫製作のアドベンチャーゲームです。元がスマートフォン向けゲームアプリのためか、1本辺り1〜2時間でサクッと遊べるミステリで、疲れていても気楽に楽しめました。マップ選択に難ありますが、まあ、スマートフォン向けと思えば……。シナリオとBGMは2時間サスペンスドラマ風とコンセプトがとてもしっかりしています。第一作のひねりのあるオチは、のちの都市伝説〜を彷彿とさせました。墓場文庫は短編が得意なのかもしれない。派手さはないけれど、都市伝説〜よりこちらの方が好みだと言う意見にも納得です。

ダレカレ

夏に遊んだ短編その2。講談社がパブリッシャーとなるゲームを一度遊んでみたく、新作を購入。何を書いてもネタバレとなってしまうので難しいのですが、金曜夜に一気にやるゲームじゃなかったかも、と思います。じゃあいつやるのが良いのかというと難しいんですが……。本作が「ゲーム」である理由がゲーム内で明確に表現されており、とても良いアイデアだと感じました。

テイルズオブヴェスペリア リマスター

2年ほど前に始めたものの途中で止まってしまっていた本作を改めて最後までプレイ。実はこれまでテイルズシリーズを一度も遊んだことがなく、現状持っているゲーム機で遊べる作品として購入したのでした。リマスターといえど元は15年以上前のゲームなので、やはりシステムやUIに不便さも感じながらも、現在においても十分通用する物語を持つゲームだなと思いました。主人公のユーリ含め、主なパーティーメンバーへの好感度の上がりようがすごい。みんな大好き。

一方で、終盤に至る直前(エステル離脱時)のシナリオ・イベント・ダンジョンがま〜ぜ〜んぜん楽しくない。ただただフラストレーションとストレスが溜まっていくばかり……途中ちょこちょこと挟まるパーティー内の会話イベントと打って変わって、ここだけシナリオライターが変わったんか?という気持ちになりました。なんやこれ、と思う部分ありつつも、全般的におもしろかったな、唯一無二の経験だったな、と思います。とてもじゃないですがこの一本だけではテイルズシリーズを判断できず、あと2〜3作はプレイしたいですね。初期作品のリマスター、期待したい。

衣装替えで遊んでいたらすごいパーティになった

Nintendo Switch2のひみつ展

苦節6回の抽選を経て、ようやく手に入れたNintendo Switch2!十三機兵〜といいFE風花雪月といい、古いSwitchでゲームを遊ぶのにやや無理を感じていたので、お高い買い物でしたが無事新規ゲーム機を手に入れられてHAPPYです。そして家に到着後即日でプレイしたこのゲーム。4K映像やカメラなど、持っていないデバイスを使う場面では試すことができなかったものの、ゲーム機を作る上での工夫が学べてとても楽しかったです。白物家電でもこういうゲームがあったら面白そう。〜のひみつ展シリーズとか出来ないかな。

コンプリートすると派手に褒めてくれる

トライアングルストラテジー

長年積んできたゲームの一本、スクウェア・エニックスのタクティクスRPG。本作は友人に最初の体験版を勧められ、なんと10時間も遊びまくっていたのに、いざ発売されて購入したは良いものの時間がかかりそうで始めるまでずっと二の足を踏んでいたのでした……。FE風花雪月がひと段落し、ルールの異なるタクティクスゲームを遊んでも混乱しないな、と思ってようやくプレイ開始。体験版の楽しさがそのままに続けられるゲームでした。ただちょっとイベントシーンが冗長気味というか、こっちは早く戦いたいのに!という気持ちのままなかなか始まらないな〜と感じる場面が多々ありました。本編よりも詰所で模擬戦を遊んでいた時間が長いかもしれない……。

ユニット一人一人職業やスキルなどの特性が固定されており、メンバーを変えて戦略を練るのが楽しかったです。体験版で10時間遊んでいた分はある。概ね中世社会風の世界観に対しところどころ飛んでくるファンタジーみやSF風味がなんとも言えずおもしろかった。スクエニファンタジー味的な……。プレイヤー自身の選択を重要視したシステムも楽しかったです。また折を見て違うルートをプレイしたいなと思っています。

とことん領地を燃やさないプレイをしていた

カービィのエアライダー

絶賛プレイ中!本作が発売されるよりも前にSwitch2がどうしても欲しかった……。過去作「カービィのエアライド」が大好きだったので、いざ新作はどうなるのか、あの楽しさは思い出補正だったと感じるのかドキドキしていたのですが、期待以上に楽しいゲームです。一人でプレイするのも、オンラインに遊びに行っても楽しい!パドックシステムが非常に優秀で、野良でふらっと入っても牧歌的な交流が楽しめる。正直、カービィのキャラクターたちがわちゃわちゃしているだけで目に優しい……。

一方で、オレマシンの無法状態には渋い顔になることもあります。オンラインでたまたま乗ったマシンが品が良いとはいえないデザインで、正直不快だな、と思いました。現実の商品とか、他作品のパロディなどは可愛いものですが、そういうタイプでもなく……。ユーザーと異なりオレマシンはキックができない(おそらく)ので、何らか通報システムができるといいなと思っています。

オンラインで一位が取れると嬉しい


ここまでお読み頂きありがとうございます。最近は引き続きエアライダーのイベントを遊びつつ、セールで購入したIs This Seat Taken?をプレイ中。フォルムン、風呂に入れ。

積みゲーはまだまだあります。あるどころか欲望に任せて増えてしまったし、さらにまだこれから遊びたいゲームもある……。

一人で遊べるゲームの良いところは、自分の都合でマイペースに進められることだと思っており、それはFediverseにも通じることだと日々感じています。いつもありがとうのえるさん、そしてMastdon gGmbH、Activity Pub。

2026年もまた、Fediverseの片隅でのほほんと生きていきたいですね。それでは引き続き、クリスマスまでの毎日を、アドベントカレンダーで楽しみましょう!

おまけ:現在の積みゲー

幻影異聞録#FE Encore(風花雪月より前に買ったのに途中で止まっている)/コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ(ベストエンドに辿り着けていない)/グノーシア(実況動画を見ちゃったけど自分でも遊びたい)/逆転検事1&2御剣セレクション(昔プレイしたゲーム、後回しになりがち)/AI: ソムニウムファイル、AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアティブ(勧められてセールで買ったけどいつやるの?)

@lyslium
ドリフェス!とプリティーシリーズとネオロマンスが好き fedibird.com/@lyslium