あの頃ガンダムSEEDを見てたよってお話

劇場版 機動戦士ガンダムSEEDFREEDAM

2024.01.26公開

ですってよ。長かったね。

正直、シン・エヴァの時と同じで「やっと終わる」って感情が大きいんです…

思春期の頃にリアルタイムで種・種死(今は種運命って言うんだって…みんなお利口だね…)を経験した人間として、種死終わった後の行き場のない気持ちを、劇場版制作決定!って出された時から何年燻らせてるかという話なんですよ。

まぁまぁ、そんな話はさておき…映画観る前に少し当時の感覚をちょっぴり思い出したので書いておきます。

今ほどネットがひろーく浸透していなかった2002年も半分を過ぎようかという頃、突如発表された新番組「機動戦士ガンダムSEED」

5機のガンダム、新しい世界観、新しいキャラクター、そして全国NETで10月から土曜夕方6時放送開始!

衝撃でした

同時住んでた県でのガンダムなんてXぶりだし(∀は未放送。単発のGセイバーは放送したけど)、「ガンダム」なんて小難しいもんは(SDがあったにせよ)少し上の兄姉世代のもんだという意識が周りにあったわけです。

※当時の自分は兄姉いなかったけど親のおかげでどっぷりガノタ(当時1番好きだったのが08小隊)でした。

で、始まるまでは周りも「ガンダム…苦笑」って感じだった記憶。

元々放送枠のTBS系土6はウルトラマンティガダイナガイア→ゾイド(/0)→ウルトラマンコスモス→SEEDとそこそこ低年齢層向けで、団子より花、となってきた年齢にとっては「こんな時間の番組未だに見てるの(今と意味の違う)オタクぐらいでしょ笑」っていう空気でした。

そんな訳で新しいガンダムが始まる!今までと違うガンダムが始まる!って息巻いてたのは自分含め数人の男子(オタク)ぐらい。

で、忘れもしない2002年10月5日、いざ放送が始まり…

OP!本編!ED!CM!全部ガンダム!!と興奮のままあっと言う間に30分が過ぎ、同日発売だったコレクション版ストライク(と既発売のアストレイ)をいじりながら次の日もダビングしたビデオを見返し…

さて月曜、ひっそり盛り上がるかーと思ってたら

なんとまぁ、あっちも見てるこっちも見てる…オタクもパンピーも、あんなこと言ってたやつも男子も女子もみーんな見てる!

おいおいおい、俺にあんなこと言ったくせに…と思わんこともないけど、そりゃもうびっくりするほどみんな見ててね。歌の話、キャラの話、ストーリー、機体、ミニドラマの上戸彩の話…あれまぁ、テレビと言えばドラマかバラエティでしか盛り上がらんと思ってた同級生がガンダムの話してる…という不思議な感覚…

ちょっと信じられないという気持ちもあったけど、素直に「ガンダムって今のアニメなんだ、自分達が見ていいアニメなんだ」いう意識が自分だけじゃなく周りにも浸透してた雰囲気があったって感触。

絶対見ないでしょ…って確信してた女子(今でいう一軍女子)でさえOPがT.M.レボリューション歌ってるから見たっていう…天下のavexすげーと思ってました。

※当時、あゆ全盛期で年間ヒット曲の半分はavexだった記憶…

給食中の校内放送でINVOKE流れたりしてね、歌カッコいいし、あの(HOT LIMITの)T.M.レボリューションがOP歌うなんてびっくりだったんすわ。

そんなこともありつつ、半年も放送が進めば当然見なくなるやつもいるし、それ以外のアニメや特撮も見てた自分とかには依然オタク差別はあったけれども、SEEDはちょっと違かったな…って思うところがあるんですよ。

無論、「オタク」の意味が変わってくるのはもっと後年な訳ですけど、そこはかとなく人生において「アニメの作品」が人生のあの時期を思い出す、って共通認識になるきっかけだったような….書いてて思い返すとそうでもないような…

世代のガンダムって言われると、どうしてもSEEDなので、アニメがこんなに一般化した令和の今日ではあの頃の大きな思い出でもあり、避けては通れぬ道なんですよ、という感じでまとめさせて下さい。

個人的に語りたい機体とかキャラとか沢山あるんですが、これ以上書くのも疲れたし、取り止めもなく長くなってしまったのでこの辺で〆

種死の話もしたい

けど、とりあえず映画見るまでモチべまた出てきたら書きます。

@m1nty0
書ける時だけ書きます