この日記は劇場版ガンダムSEED FREEDOM本編と豪華版パンフ、公開日以降の諸々インタビューを含みます。必ず映画観てから読んでね。
念のためもらった特典と買ったプラモの画像挟んどくね(優しさ)。
観ました。
観たんですよ、
SEED FREEDOMを。
19年長かった〜〜〜〜〜〜って思ったら、パンフのインタビュー、制作陣も声優も大体の人が「久しぶりすぎて」とか「立ち消えになったかと思ってた」とかとか言ってて
スタッフもファンもみんな同じですよね〜〜〜〜〜当たり前体操〜〜〜〜〜
って感じ。
途中話がストップして2021年に再始動したらしいので、設定やプロットは除くと映画自体は2年(+α)くらいの期間で作ってんすね…
期間だけ考えると普通の映画じゃねーか!!
とか思いましたが、まぁ内容とか表現とかは今のクオリティだから出来たことも少なからずあるのでヨシ!
早速ざっくり一言
なんだこれは!!
正直、おそらく今は好意的に観れているけど、後から見返すとなんだこの映画…と思わなくもなさそう、な、気もする。
でも
観て良かった!!!という映画ではある。確実に。
リアルタイム世代ってところもあるけど、SEEDらしい要素もりもりの映画だし、シリーズを観てきたからこそ分かる面白さもあったかなと。
祭りだ祭りだ!!って感じ。観た後はあー楽しかった、ってなるし。
もう忘れないうちに思い出したこと色々書いていきます。
キャラの話
●キラについて
正直、種死の時は嫌いでしたけど(ステラ殺したので)今回の映画で嫌いではなくなりました。
pvで予想してたけど、中盤までほとんどキラ曇らせ映画でちょっと可哀想だった。
闇堕ち(とかいうメンヘラ化)した時、お前は拗らせた童貞か??って思ったけど、思い返すと初体験あんなだったし、あいつそういや工学部の機械オタクだったからまぁそりゃそうか…と謎に納得。
というか種死の時より幼いというか、人間らしくなってない?中身も作画もさ。これぐらい起伏あった方が感情移入しやすくていいよ。「みんな弱いから!」って言ってたとこは最高にかっこ悪くてよかった。
あとアスランは種死の時にキラ一回ぐらい殴っておけばもう少し平和だったと思うゾ
ステラ殺したので嫌いでしたが「おもしれーコーディネーターだよ、あんたは」ぐらいの気持ちにはなったので良かったっす。
●アスランについて
お前種死の時に(略)
なんだかんだおいしいとこ全部持ってくじゃん。強いしさ!
出てくるとアスランきた!これで勝つる!!ってなるので観てて安心感あった。
ズゴックで出てきた時に、そういやアスランの機体全部赤かったわ!と思い出しました。
ズゴック話はまた後で
あと…妄想のカガリ、全裸でキスさせるのちょっとキモいな。お前モテる割に女性の扱い下手だし、その上むっつりとか…顔と声良くて良かった。
パンフの声優インタビューのとこ、最高に石田彰って感じだったのでみんな読んで。
●シン
なんか、もう、見守っちゃうよね。山猿とか言われてたけど、舞踏会で元気にもりもり食べるとことか、好きだよ。あとデスティニー乗れてよかった…いっぱい活躍できてよかった…乗る時、やっぱり俺はデスティニーだよな!ってはしゃいでたとこもよかった。
アグネスに口で負けて、シヴァに剣で負けて、ルナマリアに体術で負けてと、生身だと負け続けてたあたり、パイロット適正あってよかったね、とちょっと思ったりもした。めんこいなこいつ。
ルナマリアとお幸せに。
あと、やっぱりお前はヘタレのラッキースケベだよ。
●ラクス
乳尻盛りすぎじゃない?????ミーアじゃん!!??成長期なの!!??
押し倒された時とパイロットスーツ着た時、あまりにも種死の時と変わりすぎてこれがFREEDOM…と思った。まぁでも種死のラストから1年くらい経ってるしな…それに今令和だし…でかくもなるか…
あのプラウドディフェンダーのコックピットは何回も出てきたのよかった。乗り込む時あまりにアレすぎてみてた自分の顔確実にニチャってたと思う。
昔からどうしても好きになれないキャラクターだけど、やっぱりツインテールかわいい。
●他キャラ
ルナマリア!狙撃できたの!?でもやっぱり最終的に近接戦の方が上手いのね。ソードインパルス専用色っぽくていいね。ナチュラルに惚気られるの強すぎる。あいつヘタレだからもっと押し倒しな!幸せになって欲しい。
マリュー&ムウ、最後、星の鼓動は愛と同じ抱きつき方してたよね?人前でするんかーい。あとマリューさん「うちーかーたはじめー」の言い方ちょっとミサトさん入ってんなーと思った。
アグネスはちょっと短い中に詰めすぎでは?ああいう我の強いキャラ好きだけど、アンナマリーした時、確実に桑島キャラの宿命に飲まれると思ってました。最後しょげてるのかわよ…。あと前髪重めでシャドウ強めなとこ好き。
ヒルダさんもパイロットとしてやっとキャラ立って良かったー。歴戦の感じひしひし伝わってきていいサブキャラですよ。機体にパーソナルカラーとかの特徴なかったりお下がりだったとしてもキッチリ使いこなす辺りは流石、と思いました。ちょっと可哀想あとラッキースケベの時言うまいかどうかって顔してたのかわいかった。部下2人は隊長の分割り食った感じでちょっと可哀想だったかな。でもキッチリ仇取ってもらって良かった。
芳忠と福山のキャラは好感度高め。芳忠さんにああいうキャラ組み合わせるの嫌いなオタクおらんでしょ。福山キャラは裏切る組かと思ったら「極めて優秀」ってそのままだったのおもろ。
アーサーは折角前作生き残って今回も副長してるのになんか報われないのかわいそう…と思わせといて、相変わらずおいしいキャラしてんねぇ。ミネルバにいた金髪の子も好きだったので出てきて良かった。
ノイマンとチャンドラ2世も相変わらず優秀な役回りで割と出番もあって良かった。宇宙空間でドリフトって言われてあんなキッチリできるのノイマンくらいでは?
メイリンはいつの間にそんなスーパーハカーキャラに…髪型とメイクは…うーん…アスランに着いてってる辺り、毎日苦労してるんだろうね…
カガリは声変わったの残念だけど、ちょっと歳とった感じに聞こえたので悪くはなかったな、と。言動が相変わらず代表()って感じで、政治やる子じゃない気もしなくもない。アスランはよ結婚せいや。パイスーなった時何乗るの?って思ったら、まさかの新造ストライクルージュにキャバリアーとは…勿体無いからその辺もっと見せてくれよ!と思いました。
ミリアリアー!サイー!セリフ全然なくても出てきた時にカガリのそばにいて、ちゃんと頑張ってるんだな!と思わせてくれてちょっと救われた気分。サイなんて種死の時姿見えんかったし。あとワンカットだけ一瞬カズイ映った時、こっちも相変わらず「普通」っぽい感じがして良かった。
エリカさんこんなこともあろうかと…で地下にMS隠してる辺りめちゃ強すぎる。しかも全天周モニタにしたり、デュートリオンビーム改良したりとちゃんとアップデートして、その上シルエットとかの装備も揃えてて優秀なメカニック枠で一気に評価爆上がりじゃん!何気に大人がちゃんと頑張ってる描写あるの、この映画のいいとこだよね。
イザーク!!ディアッカ!!相変わらず地味だけど結構な活躍しとるじゃん!でも、もうちょっとシホにも出番あげて欲しい!機体についてはずるい!!って思いました。ブリッツデュエルについては、イザーク…お前絶対自分で作ったろ…と思ったり。機体は後ほど。
●ファウンデーション組
お母さまネチネチしてていいねー。感情で撃て撃ていうのもちょっと子悪党感あって良し。世界一かわいいよ!
オルフェはもう分かりやすくプライド高めでいい悪役だったと思う。一周回って俺のものにならないなら死ね!っていう高ぶり方も見事。
シヴァは棘フィニッシュにこだわりすぎて2回もキラ殺しきれてないのおもろ。強キャラだけど、なんだかんだ1対1で勝ってたの、生身のシンぐらいじゃない…?あとあの髪型は本映画一番の謎だと思う。
イングリットちゃんじめじめして重いのかわいい。画見たときはもっときつめのキャラだと思ってたのでギャップに落ちたとこもあるかも。
ルドラ組は人が多いけど、機体乗るとわりと出番と活躍が均等なのでちょっと勿体無かったかなーと。囲んで殴るのが強いのは当たり前だろ!!の割に適応力なさすぎ!ずっと篭って実戦してなかったから、その辺鍛えてなかったんかな。もっと絡みとか見たかったなーと思わせるあたりは良いキャラ達だったかと。
名ありキャラはこんなもんでしょうか。
前作のラストから1年くらいしか経ってないらしいけど、C.E.世界ボロボロすぎる。一般市民ずっと暴動してない?劇場版終わった後も大変そう(他人事)。何回でもレクイエムとジェネシス蘇りそう。
あとね!ステラ!!好きなキャラなのでまさかのシン繋がりで出番あって良かった!!
けど、さぁ、ギャグ調にするのは違くない?ステラの思いがシンを守るってストレートにZ的な表現でダメなの?先のカガリの妄想描写もそうだけど、作り手が照れてああいう感じにするのは好きじゃない。
でもステラ可愛いかったので許す。
あ!それと劇場版でも回想で殺されるニコルとトールかわいそうすぎる。当時の画まんたまだし…最早ノルマでは…
フレイ…ラウ・ル・クルーゼ…ミゲル…ミーア、議長&タリア&レイ…ハイネはいたかな…ミーア…みーんな当時の画まんまだし劇場デビュー!とは言えない感じだけど、これすげーSEEDだなぁと思いました…これが人の業…
今回は全体的に「こいつ嫌い」ってハッキリヘイト100%なキャラいなかったかな。尺の都合もあるけどそこは取っ掛かりなく観られて良かった。
続投組は全体的に種死の時はなんだったん?どうかしてた?ってくらい冷静に落ち着いてるキャラ多かった印象。あのギスギス感もいまや懐かしい思い出なのかな…でもみんななんだかんだ前作でいなくなったキャラに対する言動や秒y者もあったり、その辺の地続き感はよかったです。
んーあと気になったのは、劇中で1・2年でもリアルは20年経ってしまった故、大体みんな歳下になってることですね…寒い時代だ…
メカニックの話
●ライジングフリーダム&イモータルジャスティス
下馬評通り、前座にされててかわいそす。可変機なので宙間戦闘にも強いと思うんだけど地上戦しかなくて寂し…ちゃっかり単独で大気圏突入しちゃってるのですごい機体なんだなぁとは思う。武装はあのシールドが自由に飛ばせて陽電子リフレクター貫通もできるとか量産機の装備しては万能すぎる。と思ったらあのシールドフラッシュエッジの新型らしく、あの使用感もかくあるべし、って感じでした。2機とも本編後の世界では立派に量産されてるでしょう…割とカスタマイズしたり俺MS作りやすそうな子だなぁ。シンはもっとジャスティスに優しくして。
●ギャンシュトローム
結構気になってた機体なので出番多くて良かった。胸ガトリングとかヒートロッドとかサプライズ兵装多くてにっこり。男の子だなぁ…てかこいつグフの後継機なんすね…近接戦に強いわけじゃ…そりゃ支援もやり辛いて。寝返った後も当て馬って感じじゃなくちゃんと戦えてたのは、機体もパイロットも良かったからでしょ(贔屓目)。プラモ作りたいのではよ出して欲しい。
●ゲルググメナース
ザクの後継機にしては武装もスペックも豪華では!?盾折り畳めるの地味に取り回し良さそう。色々シルエット交換してるとことかも見たかったなぁ。あとカスタマイズ済みとはいえ量産機なのにデフォルトっぽいスコープでガチ狙撃できちゃう辺りもしかしてこいつ凄い機体なのでは…
●ブラックナイトスコード シヴァ
お前この卑怯もんが!!こんな騎士みたいなツラしといてちゃっかりアビジョみたいな棘出すのは卑怯すぎでしょう(嫌いではない)。機体解説に一騎打ちがーって書かれてるけど一騎打ちしたのラストの隠者戦ぐらいでは?脚のビームソード普通なら格闘戦で強そうだけど相手があのアスランと隠者だったせいで普通に負けて可哀想。
●ブラックナイトスコード ルドラ
FT装甲つっよ!火力不足だからって無人機操作してるらしいけど、そうじゃなくても十分スペック高いだろ!でも劇中での活躍が殆ど囲んで殴る!だったせいでちょっとキャラとして弱かったの残念。ガーネット・スピネル・サファイア・エメラルドってニックネームあるの、劇中じゃ全く呼ばれなかったけどすこ。
●ブラックナイトスコード カルラ
ガンダムのラスボスで二人乗りってのもまた珍しいなと。ドラグーンつよ!アコードの力で支援機含めて機体パワーで圧倒的にストフリ追い詰めてた辺り、もうこいつ戦略兵器みたいなもんだろ…と感じました。んーラスボス。ただ、もうそろそろストフリの新武装(プラウドディフェンサー)来るだろうなーという気持ちでいたので絶望感ちょっと薄かったのは残念。圧倒的な火力で押し込んでくる辺りめちゃ豪華なんだけどねー。
●ストライクフリーダム二式
新機体だと思ってたらまさかの改修型!設定画見たら腕周りとか結構細かく変わってるんね。正直、種死の時は急に出てきて主役になるしラストまで全く苦戦しなさすぎて嫌いなMSだったけど、今回ボコボコにされてて19年越しに溜飲下がった感じ。便利な腹ビーム即潰しされててちょっと笑ったけど、まさかラストでそれを超えるあんな超火力出してくるとは…
●ズゴック
お前がナンバーワンだ。急に一目で分かるズゴック出てきて真剣な表情したアスラン乗ってるって画で、正直この映画に負けたと確信しました。
頭にツノついてて腕にシールド付いてたから「まさかラムズゴック!??」って思ったけど、パンフ見て名前「ズゴック」だけ書いてあるの男らしすぎる、ともう一回負けました。
要素とかぱっと見は既存のズゴック(シャアズゴ・ラムズゴ・アメズゴ)っぽいけどよく見ると色々違くて、コズミックイラっぽいなーと。これに関しては大河原御大に作り直してもらった監督の勝ちでしょ。
しかしまぁ、まさかビルドファイターズトライみたいなことしてくるとは思わんじゃん!攻撃受けて!装甲剥がれて!奥に光る目!!嫌いなわけないだろぉ!?こっちは男の子なんだよぉ!!!
あと出てきた時「やつだ、奴が来たんだ」みたいな画出してくるの卑怯。あそこだけBGMは颯爽たるシャアだよ。
てか、宇宙ズゴックってもしかして思った以上に認知されてるネタなんすか。宇宙を駆けるズゴック…冒険王…DUST…んんん、オフィシャルではございませぬぞ…
●インフィニットジャスティス二式
ズゴックから出てきただけで100点だよ。連ザⅡの上格のおかげでファトゥム-01が好きだったから、全然違うバックパックだったのだけちょっと寂しかったけど、あのラストだけしか出番ないのに強すぎてあれだけでお腹いっぱいだよ。まさかのトサカフィニッシュだったの好き。
●プラウドディフェンダー
支援機だと思ったらこいつが本体だったってこと!?謎技術すぎるけど突き抜けて強いのでもう全部許しちゃうわ。乗ったのがラクスでよかった!もし作ったからってアルバートが乗り込んだりしたら、絵面がもう…
あのコックピットの形はやっぱりクロスアンジュオマージュ?ストフリ「弍式」の名前からギアスも連想するけど…機体の形と揺れ方と種死の放送時期的にゾイドジェネシスも連想しちゃったり。
●マイティストライクフリーダム
お前の名前は今日から「ガンバスターストライクフリーダム」だよ。
●デスティニーspecⅡ
まさかの!!正直種死の中では好きな機体なので出てきたときシンと同じ顔してた(と思う)。しかもめちゃくちゃに強い。パルマフィオキーナはじめ武装もみんな使ってくれたし、あれだけ無双してくれたなら満足ですわ。テレビだと出てくるたびに決まりきれてなかっらアロンダイトのバンクもあれだけかっこよく描かれるともはや安心感があってGOOD。しかし分身までするとかもはや忍者では…?
あと、デュートリオンビームでインパルスにエネルギー渡したところ、正直チューしてるみたいでエッチだなと思いました。
余談。机の上にMBデスティニー飾ってるんすけど、帰ってきて見た瞬間に映画に活躍思い出して思わずにやけちゃった。
●インパルスspecⅡ
この子も好きなのであれだけ活躍して嬉しかった!フォースだけかなぁ…と思ってたらミレニアムに3種とも搬入してたもんだからその時点でテンション上がってました。で、ブラストで色違うぞ?となり。ソードで赤くなった瞬間にやるじゃん!!って脳内で拍手してました。やっぱりルナマリアはソードが似合ってるよ。あとアグネス戦でシン好きって当たり前に話しながら最新型のギャン相手にほぼ完封してたのいろんな意味でルナマリア強すぎ。
●アカツキ
相変わらず反射性能がチートすぎる。シールドと肩の損壊ぐらいでレクイエム防ぎきるって…かと思えばミラコロで近づいたり狙撃仕様でリング壊したり…これがオーブの理念か…
●ストライクルージュ
オーブは特産品にストライクって書いときな。装備でほぼ顔出てなかったけどやっぱカガリはルージュが一番似合うよ。
●キャバリアーアイフリッド
機甲戦記~~~~!!監督の演出デビュー作だからか、はたまた電童のようなサンライズのお遊びなのか…しかし元と同じく機動・火力・電子戦の全対応できるの強すぎる。しかし使うのがズゴックとは…
あと名前出てきてないけどルージュに装備された電子戦特化のやつもこれの系統だよね?特化した専用機とか設備じゃなくて、わざわざルージュ新造してそれ用に装備作っちゃうのぶっとんででやばい。しかもそれで地球から月まで遠隔操作できるのもやばい。というか、あそこで操縦を任せるアスランのカガリに対する信頼感もヤバいな。オーブヤバい。
●ムラサメ改
地味だけど一番変わってるやつ!ほぼ航空機だから頭と腕小さくして機動力高めたのかな?中破状態であそこまで高速で離脱できるのすごいな。ムウ大佐機は色違いの専用機見たかったかな。
●105ダガー・ジンほか量産機組
活躍はモブでしかないけど、みんなちゃんとバリエーション機含めてCGで作りこまれてるあたり、作り手の愛が見られてよかった。
●デストロイ
いいかませ機体なんよ。デカいし悪い顔してるし。しかし半壊のデストロイもそろえてるあたりブルーコスモスさんいまだに割と元気ですね。
●ライトニングバスター
火力特化の機体を改修するならもっと火力盛ればいいのでは?というザフトくんの発想、好きだよ。折り曲げたままで使うと砲門数増える背中のビームキャノンくん好き。
バスターデュエルともに形式番号ZGMFになってミーティアと接続できるあたりもう名実ともにザフトの子になったすねぇ。
●デュエルブリッツ
全てが正解すぎる。でも一番の正解は形式番号がZGMFー「1027」Mってとこ。設定集見たとき喫茶店だったけどマジで声が出たわ。※デュエルはGAT-X102でブリッツはGAT-X207なのはみんな知ってるね。
ランサーダートもグレイプニールもあって、もう、そういうのホントずるいよ…涙
イザーク、お前のそういうところ、悪くないと思うぜ。
●ミーティア
今回出てきたの7・8番機だったけど、7番機ってメサイアの中でキラがパージしてそのままじゃなかったけ?回収したとしたら多分ザフトに強火のミーティアオタクがいそう。
●アークエンジェル
沈んじゃった!!!いやほんとあれだけ種と種死でブイブイいわせてきたノイマンの腕でも轟沈しちゃうって、よっぽどだったんだなと。思い出すと映画の中でいなくなって一番悲しいやつだったな…
●ミレニアム
つ、強すぎる。ミネルバの改良型とはいえ、色々盛りすぎでしょ…単独で追加装備ないまま大気圏離脱するわ、その離脱中に反動で制動かけて直立状態からまた元の姿勢に復帰できるわ、インコムみたいな砲撃できるわ、拡散型タンホイザー撃てるわ…ノイマンのとこでも書いたけど宇宙空間でドリフトいわれてできちゃうのもう戦艦超えちゃってるだろ!と突っ込まざるを得なかった。
あと戦闘中にマリューさんとノイマンだけガラス張りの中に入るの漢すぎる。普通逆だろ。設計者は男塾出身かよ。
●トリィ&ブルー
量子ネットワーク完備とかこの子らが一番やばい気がした。まぁ宇宙空間で飛んでたし今更感もあったりしますが…
●ハロ
懐かしのカラフルハロ達。当時はアイキャッチの印象が強かったのでかわいい~ってイメージだったけどもう今回はやる気満々すぎません?ゆくゆくは月の下水道で侵入者排除してそう。
メカ編はこんもんでしょうか…長くなっちゃったけどもっと色々書けそう。
MSはCGでしたけど特に大きな違和感もなく見やすかったなという印象。ブッラックナイトスコードのFT装甲の表現とかCGとの親和性も高かったのでこれで正解!って感じ。重田さんの新規画見たかったな、という気持ちもありますが…
あとちゃっかりメカ作監に大張監督いて笑った。バーンブレイバーン面白いのでみんなこっちも観よう。
音楽の話
●BGM
20年たっても佐橋先生のサウンドはやっぱりかっこいいんですよ。曲自体はここ一年くらいで作られたそうですが、こんなに違和感なくSEEDの音楽だな…と感じさせてくれたのは映画の評価にかなり響いてると思います。プロってすごい結構あの曲だ!ってアレンジ入ってて楽しかったです。
●FREEDOM
基本映画を観に行く前に歌がリリースされてても聴かずに行くタイプなんすけど、こればっかりは聴いてテンション整えていきました。T.M.でSEEDの曲ってなったら、聴く前からいい曲だと確信できる信頼感あるけど、そこに小室サウンドですからもう間違いない。で聴きながら映画館入りましたけど、やっぱり正解だったなと。OP曲だけどちょっと艶めかしい感じもあり、雄大な感じもあり、映画にふさわしい曲でとても好き。
●Meteor
もうずるいよーそのまま出してきて一番気持ちいい曲なんだからさー評価せざるをえないでしょ!!流すの決めた人にFaithあげて欲しい!その信念にありがとう!!
●望郷
まさかの!中島美嘉!FIND THE WAYっぽさもあってしっとりした感じがニクい。OPより先にさらっとこんな曲書けるあたりに小室哲哉のすごさを体感しました。
●去り際のロマンティクス
SEEDみてきた人間がSee-Sawにかなうわけないでしょ…ありがとう…この曲を作っていただいて…本当に…ありがとう…帰り道ずっとリピートしてました。
ストーリーの話
やっぱコズミック・イラは終わりにすべきでは?と思ってしまう無法地帯な世界観が相変わらずで謎の安心感。SEED~SEED FREEDAMで5年も経ってないのに戦争したりやめたりが多すぎるのでは…
と思いつつ、シリーズとしては争いの中で人はどう生きていくのか、正しさとはなんなのか、みたいなテーマで繋がってるし、舞台として争いの真っただ中しか見えないのも当たり前っちゃあ当たり前ですかね…
しかし、新しい敵!ってファウンデーション出てきても、やってることは前作の議長とロゴスを混ぜて貴族主義をトッピングしたような輩だったのは目新しさなくてうーん…てところ。最終的にそんな事は気にならないくらい色んなものがモリモリだったのでいっか!
まぁ、むしろ物語上で一番の主軸はキラとラクスの恋愛についてだったのでそっちが綺麗に収まったので言うことなし。キラとラクスというか、キラがぐじぐじ湿ってたのがすっきりできたところが大きかったけどさ…シンプルに愛が一番!ってラストで言うことなしでしょうか。
あ、ラストで二人とも全部脱いだの今までのOPで散々全裸になってた伏線回収ってことでいいんすかね?…マジに考えると小説版ファーストのセイラさんみたく、やっと二人が自由になれたっていう表現と受け取っていいかな。
まとめの話
映画観た後のエネルギーというか気持ちをまとめて吐き出したかったので日記として書いてみました。観た時の気持ちをそのまま書きたかったので推敲しないまま、なんやかんや1万字、計6時間くらい書いてたかな。
一介のファンが偉そうに、とも思いますが、総評として「楽しい映画だったな」というところです。22年前から見てるのでひいき目の部分はあるかもだけど、良い悪いの尺度じゃなく、「機動戦士ガンダムSEED」の映画だったなと素直に楽しめる作品でした。
多分これからも何回か観たいなーとは思うし、もしTVやら配信で流れてたらなんとなく最後まで見ちゃいそう。
そういう距離感で観ることができる、って意味では良い映画という評価かな。
20年近く待ったけど、SEED、SEED Destinyと思春期真っただ中に、良くも悪くも夢中になったあの頃の自分と今の自分が繋がってるという気持ちにもなり、鑑賞後にパンフ読んでたりしてちょっとノスタルジックになったりもしました。
鑑賞後に色んな感想やインタビュー読んでると、みんな情熱に溢れてて、やっぱりSEEDってすごい作品だったんだなとも実感しました。なんだかんだみんな好きだよね、って落ち着いて語れるのは20年経ったからなのかな…
新しいSEED系の作品がまだこれからも出そうな気はするけど、ここで一区切りきっかりできた、という点でも非常に大きな意味のある作品だったと思います。
楽しかったです。
以上、お読みいただきありがとうございました。
終