ヨカッタ
事前予習ゼロで行ったので、おそらくだいたいの人がそうだっただろう感じで時系列で混乱をきたした。モノクロが未来の時系列やと思わんやん。
「京都は文化的価値があるから原爆の標的から外そうぜ」とのたまった長官に案の定ピキピキしたけど、ちゃんと「そんな理由で標的決めるんかい」という批判的視点が込められている演出にホッとした。
原爆を落とした後に苦悩するオッペンハイマーの姿もしっかりと描かれていて、もっと早く公開して良かったのでは?という気持ちになった。直接的な描写は無いにしろ「被害者11万人」という数字をちゃんと出したことや、狂喜に沸く大衆の姿が原爆の被害者とシンクロして見える演出など、映画そのものが原爆を軽視しているようには思えなかった。
予告にも出てきた物憂げに椅子に座って肘をついているオッペンハイマーのビジュアルが好みすぎたけどマジで一瞬だった。
トルーマン大統領役がゲイリーオールドマンであることに気づかなくて軽くショックを受けた。老けたな…
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