万博に行ったときの記録

m_hg2
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公開:2025/10/14

5月の日曜に行ってきました。せっかくなので思い出として記録します。

会社の研修が大阪であるということでこれはチャンスでは!?と思い行ってきました。金曜鳥羽水族館&タブナイ→土曜研修→日曜万博。なにが本当の目的やら。

事前予約は1箇所のみ、当日予約はスマホを見るのがもったいないと思ったのでしませんでした。


◾️入場

東ゲート9時の入場予約。8:45に列の最後尾につきゲートをくぐれたのはぴったり1時間後の9:45でした。

プリライ6thの物販が6時間半待ったことを考えると大したことなかったな〜と思えるのであの苦しみも今の自分の自信になるのだと実感。前日が大雨で心配でしたが晴れ女につき無事雨は降らず日傘で正解でした。暑かった。

◾️クロネコヤマト

荷物に貼る注意書きシールがもらえると事前情報を見ていたのでなくなるまえにとシールをもらってきました。かわいい。

このパネルの中でひとつだけ実際にはないシールがあるんですよ〜、と言われたけど逆にそれ以外は実際にあって使われてるんだ!って驚き。

◾️お土産売り場

帰りに混雑してたらなにも買えないよなあと思いひとまずお土産売り場へ。ミャクミャクが描いてある柿の種とステッカーを買いました。暑かったのでヘアゴム欲しい…となりどれが出てもミャクミャクのトレーディングヘアゴムを購入。帰りに見たらこのとき以上の行列だったので、先に行ってて正解でした。

◾️フランス館🇫🇷(11:00ごろ)

パビリオンから大屋根リングのところまでズラッと列があり、お隣のアメリカ館も1時間待ち?と書いてあったので同じくらいかな……と覚悟したけど待ち時間なんと8分でした(!)ラッキー。

ヴィトンのプロジェクションマッピングやモノグラムの鞄の空間などを見ていると、ちらほらと気になるロダンの彫刻。パビリオンを出るまで至る所にありました。私が知ってるロダン…?持ってきてるって言ってたっけ!?ってびっくりしつつ観察させてもらいました。

ディオールの展示があり、壁一面のトルソーに圧倒されつつ、ファッションにあまり詳しいわけではないのでこの形の服いいな〜とか着るならこれだな〜とか空間を楽しみました。(合ってるのかな)滞在時間は1時間ほど。

◾️大屋根リング

そこまで混んでなさそうだったので上ってみました。暑かったのですぐに退散したけどコンクリだったら熱がこもったりもっと大変だったと思うので、歩きやすさを考えても木でできていて正解かなと。夕焼けとか花火があるタイミングだったらよかっただろうな〜!

個人的にはリングの下にベンチがたくさんあったのが助かりました。あれだけの人がいるのに疲れた、座りたいと思ったときに絶対座れたのすごい。

◾️チェコ館🇨🇿(12:50ごろ)

ビールの行列を見かけて引き寄せられたのが本音ですが、展示を見た先の屋上にもレストランがあるらしい?とのことでせっかくなら展示もと思い入場待ち列に。15分ほどで入れました。

外壁がボヘミアンガラスでできていて美しかった。ガラスで、螺旋状の建物で……建築技術すごいな〜…と感心。

展示物は現代アートが主で、チェコのおもちゃとかもあって実際に触ることもできたのですが2人対戦のものだったので1人参加の私は断念。

またここではミュシャの彫刻がポツリとあり、私が知ってるミュシャ…?言ってたっけ…!?となりつつ観察させてもらいました。なんかこういうこと多いな。

で!天気がいいので屋上でビールが飲めますよとのことで!!じゃあ屋内のレストランよりも外の景色を見ながらのビールだなと!!

スキッとしたピルスナービールで暑さでヘトヘトな身にとてもとても沁みた。

あとから調べたらこのピルスナーウルケルがピルスナービールの元祖でチェコ発祥の歴史のあるビールだそうで、いや〜〜美味しかった。ごちそうさまでした。

◾️イタリア館🇮🇹(14:00ごろ)

唯一予約が取れたパビリオンでした。イタリア独自のアプリで予約が取れるらしいという噂が広がり始めたタイミングで運良く予約が取れました。ありがたい!

入場を止めてます、とのことで待っているとイタリア館の館長さんが表にいらっしゃり、セレモニーが始まり、軽くフェンシングが始まり盛り上がってました。どうやら近い日程で世界大会があるらしくその選手だそうで、フェンシングのプロモーションを兼ねてということでした。近くで見るのは初めてであっという間に勝敗決まってておもしろかったです。案内人の方を見たことあるな?とよく話を聞いていたらメダリストの太田雄貴選手でした。

しばらくすると入場可能になり、大きな画面でオープニング映像を見る小さな劇場のような部屋に通されました。映像を見終わったところで画面が左右に割れ、展示の部屋につながり、正面にアトラスがある!と激アツな演出でした。画面が扉になってると思ってなかったから事前情報なしで行けてよかったな〜。

いや〜〜〜〜、本物の迫力、すごい。どうやって持ってきたんだろう、すごい。運搬技術と運ぶ人・観にくる人たちへの信頼がしっかりないとできないことだよなあ、と感心しきりでした。

人がとても多くて動線がミチミチで進まないなあと思うところもありましたが、展覧会に来たような満足感がありとてもよかったです。

病院の子供たちに万博の様子を届けよう!みたいな生中継企画をやってたみたいで展示物の解説をしている方がいたので聞き耳を立てていました。笑 おかげで解説聞きながら展示を見れて満足です。

そういえばビールだけ飲んでご飯を食べていなかったことを思い出した(15:40)ので、イタリア館から出たところに売ってあったピンサを買って食べました。おかずっぽいのがよかったのでツナ。隣のジェラートも美味しそうだったな〜。

◾️コモンズ

予約なしで入れるところあるかなあと回ってたらコモンズが小さい国の集まりだと知ったのでアフリカ系の国があるところに入りました。人が多くて情報量が多かったのでスタンプラリーのスタンプたくさん押せたな!くらいで各国の印象は薄い…。残念。

◾️夜の地球(16:50ごろ)

能登の伝統技術・輪島塗でできた地球儀があると聞いていたので夜の地球ブースへ。今回1番行ってよかったと思ったのがここでした。

入る前はこのこれでもかという大漁旗は正解なのか?と思ったけど、展示を見た後、復興へのメッセージと考えると正解だと思います。

直径1メートルほどの大きな地球儀。2024年の能登での地震の時でも無傷で残っており、復興のシンボルだと言われているとのこと。

写真撮ってる人全員「全然写真じゃ伝わらない……」と嘆いてました。そう、写真じゃ全然伝わらない。いろんなサイトに載ってるプロが撮った写真でもまだ伝わらないと思う程、実物の細かい職人技術に圧倒されました。

輪島塗でできた地図も展示してありました。これも細かくて本当にすごかった…。東京の地図を見て関東から来たんだろうなという人たちがこの辺うちだ!とやってました。そう思えるくらい細かいってことで、すごい。

万博の開催期間後は輪島の美術館に戻されるとのことなのでいつか行ってみたいなあ。いや〜、見れてよかったです。

◾️退場(17:30)

17時台の新大阪行きのバスを予約しているし、そろそろ行くか〜!と西ゲートへ。バス乗り場に向かったところ誰もいない。え?なんで?そこにいた誘導のおじちゃんに聞くと「行きましたよ」と。え!?

バスの予約は「指定"時間帯"の優先乗車権の予約」と「指定"時刻"での乗車予約」の2パターンがバスによってあるっぽく、私が予約していたのは後者のパターンの17:00指定のものだったそう。ルートで違ったのかもしれない。

行きをバスで検討していたときに前者のパターンの予約を受け付けていたのと、1時間間隔での予約だったから何も疑うことなく万博のバスはすべて前者だと思ってました。予約方式はきちんと確認しようね。

結局ほんとに奇跡的に空きが出て、次のバスに乗ることができました。誘導のおじちゃんも一緒にオロオロさせてしまったので申し訳なかったです。でも近くに人がいてよかった。笑

新幹線も1時間くらい余裕を持って取っていたので予定通り乗れました。余裕って大事!

◾️番外編

スタンプラリーはスタツアのときのパスポートノートに押して回りました。このためにあったのかと思うくらい。カラフルで国ごとに個性があってかわいかったです。

ポケモンGOもコラボしててフォトスポットとアプリ内のデジタルスタンプラリーもあって楽しかった!おかげで会場一周回れたと思う。とてもかわいかったし鳥羽に行くためにミジュマルを連れてきてたのでなお楽しめました。


結果的に芸術面が強いパビリオンばかりを周ることができて満足度高かったです。

ウロウロする元気もある自分でいろいろ決められる大人で良かったです。家族連れとか興味の対象が違う人たちだったら大変だろうな…。

パビリオン自体はたくさん行けたわけではなかったけどとても充実してて楽しめました!建物も楽しんでる人たちを見るのも楽しかった。日本で開催してくれて感謝。もっと会場が近ければ何回も行きたかったなあ。

おわり!