趣味で自作キーボードの設計をしている。
自分が作りたいと思うキーボードができると、基板を設計して、発注する。
そうすると、2週間ぐらいで、5〜10枚ほどの基板が届く。
実際に必要なのは1枚だけであり、残りは、ほしい人がいるかもしれないので、頒布している。
自分がこんなキーボード作っていると宣伝も込めて、できたキーボードはXでポストしてアピールしている。
誰かが「いいね」とつけてくれると、嬉しい。
これは見事な承認欲求であろう。この欲求を満たすために、せっせとポストしている気がする。
さて、趣味のキーボード作りも何年も続けていると、趣味を通じて知り合いが増えてきた。
また、自作キーボードに興味を示す人も増えてきた。
今度、東京で大規模なキーボード即売会(キーケット)が開催される。
私も趣味で作ったキーボードをそこで頒布することとした。
最近は、3Dプリンタでケースを設計したキーボードを設計することが増えた。
3Dプリンタの利点は、思いついたら、すぐに設計できて、自宅で印刷できることだ。待ち時間が少なく、これまで発注して届くまでの待ち時間を考えると、雲泥の差である。設計のミスがあっても、自宅で印刷できるので、すぐに修正できて、本当に便利だ。質で言えば、3Dプリンタ印刷専門の会社に発注するほうが良い。ただし、自宅でやるのに比べて、価格が上がる。かなり違う。質が違うから、仕方がないが、そこまで質を求めない人には高いと感じるだろう。
キーケットに来るお客さんは、そこまで質を求めるだろうか、価格が適度であれば、手に取ってもらえるが、質も良く、価格もそれなりにすれば、「いいな、でも高いし、やめておこう」となってしまうかもしれない。そう考えると、自宅で安価に印刷したもののほうがいいかなと思う。質感を上げたものが欲しい人は、そこから先、個人で外注してもらえれば、良い。
キーケットの開催まで、もう1ヶ月を切った。昨夜から、本格的に、自宅にあるプリンタを常時稼働している。まるで、常にプリンタの作動音が鳴っている自宅は、工場のようになっている。