お直し:巻きスカートのその後

m_moos
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先日、巻きスカートのお直しについて書いた。でも、黒染めの途中で、最終的にどうなったのかについてはお伝えできていなかった。ようやくスカートがちゃんと乾いたので、結果報告。

写真を見たらわかると思うのだけれど、結果的には真っ黒にはならなかった。赤い布だったところは赤みが残っているし、その横のグレーだった箇所は若干薄めの黒という感じ。ムラも少しあるけれど、それほど気にならない。

やはり、彩度の高い色を染め直すのは難しいのかな、という印象。この結果は二度染めなのですが、一度染めのときは、赤い布の箇所が全然染まっていなかったので、二度染めでかなり改善されたと思う。もう一度やったら真っ黒になるかもしれない。グレーの箇所は少しトーンが違う黒という感じで、色は十分入ったと思う。

写真は撮っていないのですが、色褪せていた黒シャツもついでに染めていたのだけれど、それは一度染めで真っ黒に仕上がりました。

ちなみに、縫い糸は化繊だったので、染まっていない。グレーと赤の縫い糸はくっきり元の色のまま。(赤糸がちょんと出ていますが、写真のためあえて残してました。)でも、それもアクセントとしてかわいいかなと思えるくらい。ちなみに、ダーニングした箇所は、綿の糸だったのでちゃんと真っ黒になっています。かわいい。布のほんのりグレーっぽい感じ、わかるかしら。

真っ黒になっていた手も、若干色が残っているものの、だいぶ綺麗になりました。ダイロンのプレミアムダイ、それほど手が乾燥することもなかったですし、今のところ肌の異常はなし。気になる点としたら、もともと乾燥してて傷になっていたところの染料がまだ落ちていないことくらい。多分、肌の状態が戻ったら色も落ちてくれるんじゃないかと思う。

インスタでコメントいただいたのだけれど、温かいお湯(40度くらい)にしばらく手をつけて、石鹸でしっかり洗うと色が落ちやすいとのこと。あとは、油分の多いハンドクリームを使うといいとも。わたしはお風呂に浸かるときにしっかりめに洗うようにしたくらいで、あとは普通の家事や手洗いで十分落ちています。今日で3日目かな。

次に洗濯をしたらどうなるのか、色が薄くなるのかは要確認だけれど、全体的には満足のいく結果になったと思う。雰囲気が変わったスカート、たくさん履きたいです。もし、洗濯していくうちに色がどんどん抜けるようなら、やっぱりプロに染め直しを依頼しようかなと思う。ボロボロになるまで大事に着ようと思います。

次は、長年着ていて色が褪せてきているブルーのワンピースを藍染しようかなと計画しています。これから着る頻度があがる服を、より気持ちよく着られるようにお直ししたり、リメイクしたりして楽しみたい。

@m_moos
とみかわまいざ (ニットウェアデザイナー) 編み物をする人のための編み図(パターン)を執筆し、手紡ぎ糸を販売しています。 www.instagram.com/m_moos